大島優子、婚約者役・ふぉ～ゆ～福田悠太は“すばらしい役者さん”「感情が持っていかれました」

『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』に出演する大島優子（C）日本テレビ

　俳優の小芝風花が主演を務め、大島優子が共演する日本テレビ系土ドラ9『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』（毎週土曜　後9：00）の第4話が、きょう3日に放送された。大島は、先立って行われた取材会に参加し、自身が演じる月本真の婚約者・小田切慎一役・福田悠太（ふぉ～ゆ～）について語った。

【場面写真】思いを寄せる真（大島優子）と2人きり…刑事の手嶋淳之介（阿部亮平）

　今作は、全国に2万体も存在するどこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰す「警視庁身元不明人相談室」が舞台となる。自ら志願して配属された変わり者・三田桜（小芝）と、性格も趣味もまるで正反対な10歳上の同期・月本真（大島優子）が、遺体に残されたわずかな手がかりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマで完全オリジナルストーリー。身元不明の遺体からはじまり、秘められた死者の思いを描く。

　第3話から第4話にかけては、真に大きな影響を与えた過去が描かれた。第4話では、真の婚約者・小田切慎一役として福田が出演。大島は「今でも泣きそうになっちゃうぐらいに感情が動かされるものだった」と目を潤ませながら共演シーンを振り返った。

　初共演となる福田について、大島は「すごく素敵な役者さん」と開口一番に語った大島。「慎一が閉じこもって心を閉ざしてしまっているシーンから始まったんです。真にとっては、すごくつらいシーンなんですけれど、そこでの福田さんは、本当に心を閉ざして病んでいるというのをすごく感じました」と、福田の芝居に引き込まれたと明かした。

　そして「『2人の関係性はこうだったんだろうな』『未来はこうしたかったんだろうな』『こんなこともしたんだろうな』という想像をかき立てられるようなお芝居をしてくださった」と感謝。「そのシーンがあったから、ほかのシーンが、私の中でどんどん作られていきました。すごく感情が入りやすかったので、インスパイアをくださる本当にすばらしい役者さんだなと思いました」と絶賛し、「お芝居というより、自然と感情が持っていかれました」としみじみと語った。

　同話で13年という長い月日の過去が明らかになり、真は新しいスタートを切ることになる。大島は「ここから最終話まで、 桜と一緒にもっと息のあったバディを作り上げていこうと思います」と力を込めた。