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timelesz、前代未聞の“仲間探し”で覚悟「背水の陣」 新メンバーの心境明かすオーディション【合同インタビュー】

ORICON NEWS / 2024年8月4日 4時0分

『timelesz project -AUDITION-』Netflixで配信決定

 3人組グループ・timelesz(佐藤勝利・菊池風磨・松島聡)が進行している新メンバーオーディション『timelesz project』。現在、2次審査として直接、1万8922件ものエントリーからしぼられた約350人と直接対面している。このほど“仲間探し”の真っ只中である3人がリモート取材会を実施。現在、どのように応募者と向き合っているのか。3人が描くtimeleszの未来とは。

【写真あり】オーディション審査中のtimelesz

 4月1日にSexy Zoneから改名し、同時に新メンバーを募集するオーディションの実施を発表すると、5月1日から約1ヶ月の応募期間で、1万8922件ものエントリーが殺到。2次審査では5人前後のグループが集まり、自己紹介、歌、ダンス、ラップを希望するものにはラップ。1人5、6分でアピールしてもらい、timeleszとダンスや歌の先生、スタッフを含めて人数をしぼってきた。



 来年初頭にはメンバーが決定する見込みとなっており、この模様は9月13日からNetflix『timelesz project -AUDITION-』として世界配信することも、同時に発表された。

■審査ではメンバー間で意見割れず 協調性、熱量、人間性などを重視「いろいろな可能性が見える時間」

――審査の際には3人やスタッフの間ではどのような話し合いがありましたか。

松島:今回のオーディションでは、基本的にダンス未経験が多いのですが、1次審査では、動画でも歌やダンスを未経験でも熱量を表現できているか。そしてtimeleszや事務所、エンターテインメントへの思いを文章にして表してくれた人を選びました。2次(審査)では、ダンスや歌は実際に会ってみると(実力が)出やすい。ただ、オーディションを通して、伸びしろがありそうだなとか成長があったら面白そうな人を選んでいます。

佐藤:ステージに立つ上で大事な要素だと思うのですが、目をひく力。まとってるものが違う方もいらっしゃって、そういう人がくると『いい人、見つけたな』とかみんなで『ああいう人いいよね』とか共通であったりする。そういうときにメンバーになってくれたらいいな、とか。希望が持てるオーディションをやらせていただいています。

菊池:僕らはメンバーおよびスタッフとの話でいうと、割と意見がバラバラにならない。『この人、良かったよね』という方はみんなも賛同するパターンが多い。不安に思っているファンの方たちにとっては安心材料になってもらえるかと思いますが、意見は割れないです。若干の温度差はありますが、『いいよね』って人に対して『違うかな』という差異は生まれない。ちゃんと審査基準…というと偉そうに聞こえてしまうかもしれないけど、僕らのなかで基準は定まっていてそれが審査する上でもブレていません。

――『timelesz project』のティザーも公開され動き出した感じがある。オーディションの映像を見ると、みなさん、緊張している感じがありました。

菊池:緊張感はすごくあります。候補生はすごく緊張している人たちが多いけど、それはそれで自然なこと。僕らも精いっぱい向き合っていますが、怖くするつもりもあるわけじゃないので和やかになる瞬間も多いです。

松島:真剣に向き合うからこそ厳しい意見を逆に聞いてみたりする瞬間もある。今回のテーマは仲間探し。新しく人を集めて作るグループとは違う。ダンスや歌の経験があっても、timeleszのことを知らなくてリスペクトを感じられないような子もいたりします。そういうときは、厳しいことを言ってしまったりもあります。我々だけではなく応援してくださってくれる方たちへのリスペクトもあるので。それぞれがいい緊張感のなかで向き合って会話しています。

佐藤:候補者の方の緊張感が毎日ある現場ですが、僕らもオーディションをする側は初めて。1日目はメンバーの緊張感も感じながら(笑)大事な仲間を探して、人と向き合う時間になるので、僕たちもドキドキしながらでしたが、ワクワクに変わっていったので、いろいろな可能性が見える時間を過ごせています。事務所として初めてのことでもありますし、なかなかのことをさせていただいているなと思っています。

――ここまでの審査で印象的な参加者のエピソードはありますか。

菊池:アナウンサーの方も参加されたり、公務員の方とか元々こういう(芸能)活動をされてた方も少なくない。バラエティーに富んださまざまなジャンルからの挑戦を感じています。想いが強くて感極まる人、緊張で泣いてしまった…という報告を受けたり。僕らも責任を持って真摯に向き合っている分、候補生のみなさんも並々ならぬ思いでいるのだと日々、実感しています。

――ティザーでは、爆笑しているシーンもありましたね。

松島:一発ギャグやものまねとかでもツボにハマるとみんなで笑っていました。

菊池:返しが面白かったり、突発的な笑いも起きますし、僕らも息を呑むようなパフォーマンスをその場でしてくださって。まだ2次なので、そんなに派手なことは起きないのではないかと思っていたのですが、僕らの予想を超えるようなパフォーマンスがあったりすると、盛り上がっています。緊張感はあるけど、圧迫面接でもなく、いつか近い将来、仲間になるようなメンバーを探しているので、その場で起こった笑い、盛り上がりには僕らも正直に反応してリアクションして臨んでいます。

――先ほど菊池さんが『メンバー間では意見が割れない』とおっしゃっていましたが、3人が新メンバーに求めるものが一致しているのかもしれません。参加者を選ぶ上で3人が大切にしていることはありますか。

松島:質問として、これまでグループ活動や集団生活について、協調性を聞くことが多い。その部分は3人とも共通しています。候補生のなかでも、個人でのアピールは得意だけど集団となると難しくなってしまう子がいる。我々がグループ活動なのでうまくやれる子を探しつつ、そのなかでも個性を見つけていく作業はしています。

菊池:やっぱりtimeleszの活動、timelesz自体にどれだけ想いがあるか。オーディションは来年の頭まで続くので、そこで育んでもらうのはもちろんですが、現時点でどれだけ想いを向けてくれるか。僕らに対してはもちろん、僕らは、ファンのみなさまあっての僕ら。僕らにリスペクトを持ってくれているというのは、すなわちファンのみなさまや、今までやってきたメンバー、今までの僕ら、ファンのみなさまも込みで、Sexy Zoneおよびtimeleszへのリスペクトを大切にしてほしい。今ここから始まる、というよりはずっとある物語、ずっとある歴史、文化を踏まえての“これから”なので、それは大事にしてほしいし尊重してほしい。それは僕らに関わってくれるスタッフも僕ら自身も『忘れちゃいけないよね』と話し合っている部分。候補生にも受け止めてほしい。なので想いをどれだけ寄せてくれているかを大事にしています。

佐藤:人間性とか品を感じる人をすてきだなと思う。例えば『timeleszを見ていたんです』という言葉にもいろいろなグラデーションがある。テレビでパッと見ただけの方もいればこのために勉強してきた方も、ずっと好きだった方もいる。言葉の奥を引き出し、これだけ熱量もあるんだって、品があって、ウソがない、信頼できるなって思うと、そういう人に仲間になってほしいし、いいメンバーになるんじゃないか。

■“過渡期”のオーディション開催で抱いた自信「希望しか感じていない」

――これからtimeleszがパワーアップしそうだなという手応えはありますか。

菊池:希望しか感じていない。いろいろな可能性があって僕らと歩んできた道のりが一般の候補生とは特に違うと思うので、刺激や違った文化を取りこんでいく面白みもある。一方で僕らのグループや会社の歴史、その文化をもちろん尊重してもらわないといけないところもある。その折り合い、最大公約数、きっちり交点で結ばないといけないという責任感はありますが、そこを度外視にすれば、僕らもすごく刺激的な日々を送っていますし、心が奮い立つ瞬間はある。この先、オーディションを進めて互いの中身が見えてきたときにまた新たな化学反応が生まれるのではないかと。希望しかない。

松島:ツアーの最中にオーディションが開催できていることも大きい。そのステージに立ちながら、来年にはもう同じステージに何人かと立つイメージで候補生と向き合っている。自分たちにない才能や色を持っている子もたくさんいるので、見ていてわかるような才能も、それまでの経歴、どういう人生を歩んできたか聞くことも刺激になるので、面白いし、楽しみです。

佐藤:新しい家族が増えるような感覚。そうなると楽しみも増えていくし、どうなっていくかわからないけど、メンバーの組み合わせやコミュニケーションの形も広がっていく。新しい家族が増える楽しみ。どんなところに、このグループの幅は広がっていくんだろうというワクワク感があります。

――先日の横浜アリーナでのライブでは、5大ドームや国立(競技場)でのライブ、チャート総なめなど「Sexy Zoneの夢は3人で、この後のメンバーも含めて(叶えていきたい)」という趣旨のことをおっしゃっていましたが手応えはありますか。

菊池:全部うまくいきます。今、グループの雰囲気もいいですし、もちろん今までがダメだったわけではないけど、もう背水の陣ってところもあります。僕らとしても最後のチャンス。候補生のなかでも『最後のチャンス』だと発する人たちが多くて、そんな僕らにかけてくれるスタッフがいて…僕らは今始まったわけじゃない。12年の歴史を背負って新しいけど最後の挑戦。これ以上の舞台はない。候補生のみんなと会っている感触でいうと全部うまくいきます。

――改名から3ヶ月。現在は3人でのアリーナツアーとオーディションを並行しており、今はまさに“過渡期”だと思いますが、自分たちのなかではどういう感覚がありますか。

松島:3人になった時点でtimeleszとしてこの3人で軸を固めていかなければと思った。僕のなかではtimeleszとして自覚を持って仕事に取り組めていることかな。我々3人が固めていくことで、新メンバーも入ってきやすくなるかなと思うので、覚悟と責任を持った上でいろんなことと向き合わせていただいている。ファンの方はもちろん、ファンじゃない方のプロジェクトに対する意見も受け止めながら、アイドルに対して、エンターテインメントに対しての想いもたくさん聞きましたし、逆に刺激になって、絶対このプロジェクト成功させて、このプロジェクトをやってよかったなと思ってもらえるようなものにできるようにしたい。

菊池:いきなりメンバー増やして『新生・timeleszです』というよりは、3人で基盤を作ってその上で新メンバーを迎え入れるのが、一番僕たちのなかで腑(ふ)に落ちたし、これが正攻法かな、と思います。そして、3人のtimeleszも貴重な時間。今回のツアーでは、オリジナルメンバーだけで、今までの曲やパフォーマンスを披露するのは今しかない。それは大事な瞬間なのでそういった作りにした。すべてはできないけど僕らがやり残したことがないと言えるように、今まさにパフォーマンスをしている。今の3人だからできることや感じてもらうこともあると思うので、そこは大切にしています。ツアータイトルを『Episode0』にしていて、メンバーが重なってエピソードが重なっていく。絶対このプロジェクト成功させて、このプロジェクトをやってよかったなって思ってもらえるようなものにできるようにしたいなと思って活動をしています。

佐藤:timeleszというグループは、最後に「sz」とついているようにSexy Zoneと地続きでもあるし、これから新しいグループを作る感覚もある。今まで築き上げたものも大事にしたいですし、これだけ新しい挑戦をさせていただいているので、踏み出せなければチャレンジする意味はない。新しい出会いにワクワクしながら。どういうグループになっていくのか、ある意味見えないなか冒険しているような気持ちで歩んでいる。このタイミングでそういうワクワク感を抱けるのもありがたい。ファンの方には心配をさせてしまっている部分はあるのですが、応援の言葉もいただけるようになっているので、その言葉を胸に精いっぱい、仲間を丁寧に探していけたら。5人のSexy Zoneにこだわっていた分、5人の活動ができないという状況なったときにどうしたら前を向けるようになるかすごく考えていた。このオーディションが決定したときに原動力というかこのまま下を向いてはいけない。ちゃんと上を見て、今までの気持ちも背負って、力強く歩んでいかなければいけないと思えた。今までの気持ちを胸に、新しい可能性を探して、僕たちの見えない部分を探しながら、いろんな方に納得していただけるように、いいグループを作っていきたいです。

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