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『ヒロアカ』完結、連載10年に幕 作者・堀越耕平「意外と寂しい」打ち切り2回経て誕生した経緯

ORICON NEWS / 2024年8月5日 0時0分

漫画『僕のヒーローアカデミア』完結 最終話掲載の『週刊少年ジャンプ』表紙(C)週刊少年ジャンプ2024年36・37合併特大号/集英社

 漫画『僕のヒーローアカデミア』(作者:堀越耕平)が、本日5日発売の連載誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)36・37合併号にて最終回を迎え、2014年7月の連載スタートから10年の歴史に幕を下ろした。今回の完結に堀越氏は「意外と寂しい」と心境を打ち明けている。

【画像あり】ボロボロなデクの手…掲載された『ヒロアカ』最終話の1ページ

 最終話は、ポスター型のセンターカラーが扉になった17ページで、著者・堀越氏のメッセージと主人公・デク(緑谷出久)の描きおろしイラストによるスペシャルメッセージカードがとじ込み付録になっている。さらに、”『僕のヒーローアカデミア』の最終話まるごとデジタル原稿プリントmini”の応募者全員サービスを実施している。



 また、コミックス最終42巻が12月、完結を記念してファンブックが来年1月、作品初の画集が来年4月に発売され、大規模原画展が来年夏に開催されることが発表された。

 連載10年の完結について作者・堀越氏は、日本テレビ系で先日放送された『news zero』のインタビューで「意外と寂しい。やっとゴールできますねって思いながら」と告白。

 コミックス累計発行部数が1億部を突破する大人気漫画になったことには「ちょっと、もうよくわからないですね(笑)『よっしゃー!』とかは、全然ならない。本当にならなかったです。これは謙遜とかではなくて…WHY(なぜ)って思って。長く続いちゃっただけかなって」と驚き。

 世界的人気についても「そこも全然意識してないですし、もちろん狙っていないです。描いたものが、なぜかたまたま海を越えて、文化の違う方に受け入れてもらえたという感じ。不思議ですよね」と振り返った。

 『ヒロアカ』を執筆した理由は「2回打ち切りになって、『もう、漫画いいや』と思っていて。その当時の編集担当さんが、『諦めないで』『頑張って』って言ってくれたんで、『じゃあ、最後にもう一回挑戦しよう』ってなり、自分の好きなものをいっぱい入れて、自分の描きやすいものだけで構成して描いてみようとなりました」と打ち明けた。

 2014年7月7日より連載がスタートした『僕のヒーローアカデミア』は、“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久(デク)が、社会を守り、個性を悪用する犯罪者“敵”(ヴィラン)に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちとともに成長する物語。

 コミックスは現在41巻まで発売されており、世界累計発行部数は1億部を突破。2016年よりテレビアニメの放送がスタートし現在、第7期が放送中で、ゲーム化もされたほか、2019年には初めて舞台化され、劇場アニメ4作品が公開されている。

■作者・堀越耕平プロフィール
 1986年生まれ。愛知県出身。2006年に『ヌケガラ』で第72回手塚賞佳作を受賞、2007年に「赤マルジャンプ」に『テンコ』が掲載されて読切デビューを果たす。翌2008年同誌に『僕のヒーロー』掲載。2010年に『逢魔ヶ刻動物園』で「週刊少年ジャンプ」連載デビュー。2012年に『戦星のバルジ』を連載後、2014年同32号より『僕のヒーローアカデミア』の連載を開始。

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