『ヒロアカ』最新作、初日で興行収入3.7億円突破 イベント欠席の山下大輝からメッセージ「さらに向こうへ！」

『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ユアネクスト』公開記念舞台あいさつに登壇した（前列左から）梶裕貴、岡本信彦、生見愛瑠、宮野真守（後列左から）佐倉綾音、三宅健太 （C）ORICON NewS inc.

　アニメ『僕のヒーローアカデミア』（ヒロアカ）劇場版第4弾『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ユアネクスト』の公開記念舞台あいさつが3日、都内で行われた。公開初日の興行収入が3.7億円を突破したことが発表され、登壇キャストが喜びを語った。

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　今作は、公開日の2日より全国488館（うちIMAX51館、4DX 63館、MX4D13館、Dolby Cinema9館）にて公開。初日の成績は観客動員数26万人、興行収入3.7億円を突破した。シリーズ歴代No.1ヒットである前作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』（2021年8月6日公開／興行収入34.3億円）の初日興収対比で118%を記録し、興行収入40億円突破を狙えるシリーズ歴代No.1の大ヒットスタートを切った。

　イベントには、岡本信彦（爆豪勝己役）、梶裕貴（轟焦凍役）、佐倉綾音（麗日お茶子）、三宅健太（オールマイト／ダークマイト役）、ゲスト声優の宮野真守（ジュリオ・ガンディーニ役）、生見愛瑠（アンナ・シェルビーノ役）、緑谷出久（着ぐるみ）が出席。なお、登壇予定だった山下大輝（緑谷出久役）は体調不良のため欠席した。

　大ヒット必至の勢いに岡本は「いち早く山下大輝くんに伝えたい。ヒロアカの本誌も盛り上がって残り1話のタイミングで朗報がきているのはうれしく思います」と満開の笑顔に。三宅も「いや～うれしいですね」と喜びをかみしめ、「なんで大輝くんはいないんだ」とさびしがった。

　梶は「きのう公開したばっかりですよね」と驚きを隠せない様子。佐倉は「“ヒロアカの夏”が戻ってきてくれたのがとってもうれしいです。ね、大輝くん！」としゃがみこみ、“エア山下大輝”の頭をなでた。

　イベントでは、岡本が山下からのメッセージを代読する場面も。「ここにいる一人ひとりの力、みんなのone for allで、まだヒロアカを知らない日本中、世界中のみんなに僕らの大好きなヒロアカを一緒に伝えていきましょう」と伝え、「さらに向こうへ！」と呼びかけ。観客が「PLUS ULTRA！」と大歓声で答え、大ヒットスタートを祝った。

　同作の原作は累計発行部数1億部を突破する人気漫画で、“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久（デク）が、社会を守り、個性を悪用する“敵”＜ヴィラン＞に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちとともに成長する物語。

　2014年7月より『週刊少年ジャンプ』に連載中で、2016年4月よりテレビアニメ第1期がスタートし、劇場版も過去に3作公開された。前作から3年ぶりとなる今回の劇場版は、原作者の堀越耕平氏が総監修・キャラクター原案を担うオリジナルストーリーで、現在放送中のアニメ第7期と同じ時系列となる。

　ストーリーは、ヒーローとヴィランの戦いによって荒廃し、ヴィラン収容施設から脱獄した者＝ダツゴクがはびこる社会で、デクたちヒーローとヴィランの最終決戦の直前、世界を揺るがす大きな事件が巻き起こるというもの。