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落語家・桂米丸さんが老衰のため死去 享年100 現役最高齢で「寄席復帰を模索する中の訃報」悲しみ

ORICON NEWS / 2024年8月5日 10時20分

桂米丸さん

 落語家の桂米丸さんが1日、東京都内の病院で死去した。享年100。落語芸術協会が5日、公式ホームページで発表した。

『徹子の部屋』出演も…落語家・桂米丸さんさんのプロフィール

 同協会が「令和6年8月1日(木)午後4時45分、当協会最高顧問 四代目桂米丸(本名:須川勇)が老衰のため、都内の病院にて逝去しました。享年100」と伝えた。

 同協会は桂米丸さんについて「大正生まれで現役最高齢、終戦直後新作派の古今亭今輔門下に入門し、新作落語一筋を貫いた落語家でした。落語界で大いに売れるとともに、テレビ黎明期、開局と共にテレビスターとしても売れに売れ続け、広くお茶の間に愛された師匠でした」とこれまでの経歴を紹介。

 さらに「日本芸術協会から落語芸術協会にかけて23年間会長職に就き、長きにわたり協会の指導役であるとともに落語界の指導者でありつづけました。協会会長を勇退後も顧問、最高顧問として後進の指導に携わり続け当協会の精神的支柱であり続けると共に、新作落語の第一人者としても最晩年まで創作意欲が衰えることはありませんでした」とコメント。「新型コロナウィルス感染症の流行以降は寄席出演を控えておりましたが、電話で元気な声を聞かせてくれることも多く、寄席復帰を模索する中の訃報となりました」と悲しみをつづった。



 また寄席定席の最後の高座について、「令和元年九月下席新宿末廣亭でした」と説明。「葬儀は8月4日近親者にて執り行われました」とし、「謹んでご冥福をお祈りいたします」と伝えた。喪主は長女・倉田信子さん、次女・平井いずみさんが務めた。

 桂米丸さんは1925年4月6日生まれ、神奈川県横浜市出身。46年に古今亭今輔に入門、47年に二ツ目に昇進し「古今亭今児」となる。49年に「四代目桂米丸」を襲名し真打。76年に日本芸術協会(現・落語芸術協会)の三代目会長、77年に社団法人化に伴い初代会長に就任した。99年、会長職を勇退し顧問。2000年に最高顧問に就任した。92年紫綬褒章受章、98年勲四等旭日小綬章受章。

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