ライブ中に痴漢 TOTALFATのメンバー謝罪＆演奏中かどうかに関わらず「発覚次第全力で排除」

ライブで痴漢行為発覚、TOTALFATが謝罪

　スリーピースバンド・TOTALFATが4日、公式ホームページにて、2日に都内で行ったライブ会場で痴漢行為があったことを報告。メンバーも謝罪とともに、「俺たちメンバーと、現場にいる大勢の人間はあなたの味方です」と被害者に呼び掛けた。

【写真あり】「痴漢行為があったと」ファンで埋め尽くされた客席の様子

　発表は、バンドに加えてメンバーの「Jose、Shun、Bunta」と「スタッフ一同」の名前も添え、「報告とお知らせ」と題し「8月2日(金) 恵比寿LIQUIDROOMでの公演中、客席内にて痴漢行為があったと、被害を受けたお客様より報告をいただきました」とし、「被害を受けた方には不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

　続けて「痴漢は犯罪行為であり、到底許される行為ではございません」と訴え、「会場内にて、痴漢または痴漢を疑われる行為が見受けられた場合には即時退場はもちろん、警察機関へ通報いたします」と伝えた。

　さらに「今後、同様の行為に遭われた場合は演奏中かどうかに関わらず すぐにスタッフや、周りの方に助けを求めてください」と呼び掛け、「フロアにいる全てのお客様が楽しめる空間を作るために 何卒、ご協力・ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」とつづった。

　メンバーのJoseは自身のXで、「悔しいがこういう事が起きたのは事実なので報告させてもらいました」とし、「次を2度と起こさないためにもみんなに伝えておかないと。そしてTOTALFATのファンは全員最高だと言い続けたいから。これからもよろしくお願いします。一緒に音を楽しもう！！」とよびかけ。

　ShunはXで「最高のツアーの締めくくりでこのような報告をしなければならずすみません。被害に遭われた方には申し訳ない気持ちでいっぱいです」と吐露。「長い年月を積み重ねてつくってきた俺たちとファンの居場所をそういう最低な行為で汚す者がいれば、時や状況に関わらず発覚次第全力で排除します」と決意をつづった。

　さらに「俺たちはライブフロアにいる皆に常に寄り添ってライブをつくってきた。だから、今後もしまたこういった不法行為や重大なトラブルが発生した場合は演奏を止めてでも現場で執れる最善を尽くしていきます。痴漢行為を絶対に許さない現場の心と目を皆さんの力もかりながら、誰もが本気で楽しめる居場所づくりにあらためて全力で取り組んでいきます」とし、「声をあげることが難しいこともあるかとは思いますが、俺たちメンバーと、現場にいる大勢の人間はあなたの味方です」とコメント。「大切なライブを、悲しい思い出にしないために痴漢問題に対して全力で厳しく取り組んでいきますのでよろしくお願いします」とつづった。