偏食っ子の息子もパクパク食べる、外カリッ中ふわぁな“おかずレシピ”に反響
ORICON NEWS / 2024年8月6日 16時30分
偏食の息子さんもパクパク食べるという、魚を使った“おかずレシピ”に21万再生の反響があった。レシピを投稿したのは、忙しいママを助ける時短レシピを発信している、あかりんご(@aka_ringo_mama)さん。外はカリッと、中はふわふわ、子どもから大人まで大満足な“おかずレシピ”とは。あかりんごさんに話を聞いた。
【画像】ご飯何杯でもいける…外カリ中ふわぁな“おかずレシピ”の作り方
■水気を取るひと手間で、“魚の匂い”がなくなり子どもも食べやすくなる
――「ぶりカリッ焼」のレシピ、21万再生超えの反響でした。こちらのレシピを作ろうと思ったきっかけや、着想のヒントになったことがあれば教えてください。
「長男がめちゃくちゃ食べムラがすごい子で、気に入ったものを気持ちが乗ってる時にしか食べません。ぶりというと、照り焼きやぶり大根などが定番おかずだと思うのですが、煮物系とか柔らかいものが苦手で。魚自体の味付けを、子ども好みの少し甘めの味付けにして、表面がカリッとした食感にしたら食べてくれるんじゃないかと思いました」
――どのような点が、偏食の息子さんでも食べてくれたポイントだと思いますか。
「食感が1番大きいポイントになるかな、と思います。息子は表面がサクサクカリカリしているものは比較的食べてくれる確率が高いので、食べやすかったんだと思います。また、表面に小麦粉(片栗粉)をまぶしてから焼く事で、中身もふっくらと柔らかく仕上がり、外はカリっと、中はふわふわの食感にする事ができたのがポイントになると思います。あとは味付けです。子ども好みの味になるように、みりんを入れて少し甘みのある味付けにした点もポイントだと思います」
――より美味しく作るコツ、調理時の注意点について教えてください。
「一つ目は、最初にお酒と塩をかけた時に、時間に余裕があればこの段階で10分程度時間を置いてからキッチンペーパーでしっかりと水気を吸い取っていただく事です。この手間で魚のにおいがかなり軽減されて、より食べやすくなると思います。二つ目は、フライパンで焼く時にあまりいじらない事です。ついつい触りたくなってしまうのですが、ブリの身がくずれてしまうので、表面がカリッとするまでしっかりと待つことが、注意点になります」
■ありのままを発信する事で、少しでも悩んでるママ・パパさんに寄り添っていきたい
――日々、食べムラっ子用ご飯を発信しているあかりんごさん。レシピ考案においてどのようなことを大切にされていますか?
「“楽ゆる”・“親子で食べられる”・”子どもが食べてくれそう“なレシピにすることです。私のモットーは『楽ゆるレシピ』なので、どれだけ手間を省いて、時短でゆるーく作れるかという事を、意識しながらレシピを考えています。この工程は減らせそうとか、こうすれば洗い物を減らせるとか…ママがどれだけ楽に作れるかを、大切にしながらレシピを考案しています。また子どもと大人、どちらが食べても美味しいものを作る事は心掛けています。さらに、息子がどうすれば食べるかな? という視点で食感や味付けを工夫したり、手づかみ食べがしやすい形状や大きさにしたり、普段の様子を見ながら考えるようにしています」
――自身も息子さんの偏食や食べムラに悩まされているというあかりんごさん。同じ悩みを持つパパやママに、何かアドバイスはありますか。
「せっかく作っても食べてくれない…そういう時はめちゃくちゃダメージが大きいと思います。でもどんなに美味しく作っても、食べたくない時は何をしても食べない。だから食べなかったとしても、自分を責めないで欲しいです。そして、あまり一生懸命になりすぎないで欲しいなと思います。『食べてくれたらラッキー』くらいの気持ちで向き合うと、気持ち的にも少しゆとりが生まれるのでは、と思います」
――同アカウントを通して、ユーザーに届けたい&伝えたいのはどのようなことでしょうか?あかりんごさんの想いをお聞かせください。
「とてもありがたい事に、フォロワーさんから『こどもが食べてくれました!』という連絡を日々いただいています。私は、自分の息子だけではなく、色んな子どもの事を想像しながらレシピを考えています。中には『自分の息子は食べない可能性が高いけど、他の子は食べるかもしれない!』と思ってレシピ投稿をする事もあります。息子が食べない時の様子も、包み隠さず投稿する事で、少しでもリアルな様子をお届けしたいと思っています。
ありのままを発信する事で、少しでも悩んでるママ・パパさんに寄り添って、『一人で悩まないでくださいね』というメッセージを伝えたいと思っています。そして私が発信するレシピが『一人でも多くの食ムラ・偏食っ子が食べる事ができて、ママ・パパさんの不安を少しでも軽減させる事に繋がれていれば』という願いを込めて、これからも発信を続けていきたいと思っています。
何よりもSNSを通じて、育児に奮闘しているママ・パパさん達と、繋がりをもてる事が私自身はとても嬉しいのです。“レシピ”を越えて、育児の悩みも共有しながら、それぞれの子どもの成長を見守っていけるようなアカウントになれば良いなぁと思っています」
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