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『ブルーピリオド』“胸アツ”秘話満載メイキングPV公開 劇中歌も初解禁

ORICON NEWS / 2024年8月5日 17時0分

映画『ブルーピリオド』メイキングPVより (C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

 山口つばさ氏による同名漫画を眞栄田郷敦主演、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりらの共演で実写映画化した『ブルーピリオド』(8月9日公開)のメイキングPVが公開された。ラッパーのSkaaiが歌う劇中歌「さなぎ」、元yonawoのボーカル・荒谷翔大と本作の音楽を担当するYaffleによる劇中歌「また会おう」も同映像で初解禁となった。

【画像】上野駅に掲出される藝大生がキャスト陣を描いたデッサン広告

 映画は、周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に全てを賭けて挑んでいく――好きなことに真剣に向き合う主人公の挑戦に、胸が熱くなる感動の物語。

 主人公の矢口八虎を演じた眞栄田のクランクインシーンから始まる約4分間のメイキング映像では、撮影中のキャストの姿だけでなく撮影中のキャストへのインタビューも映し出され、みんなそれぞれに撮影に情熱をかけて挑む様子が伺えるものとなっている。



 演じたキャラクターについて、眞栄田は「いろんな人に影響を受けて、誰といるかでキャラクターが変わる」と演じた主人公・矢口八虎を分析。八虎の同級生ユカちゃん役を演じた高橋は、「半身浴とか、おそらくやっていそうなこと」を役になりきるために実践していた事を明かしている。

 八虎の最大のライバルである高橋世田介を演じた板垣は、筆やペンの持ち方を挙げ、さらに自身の顔を指さしながら「僕こっち(右)にほくろがあるんですけど、(世田介も)同じ位置にあるんだと思って、生まれた時から(役作りが)できちゃってた(笑)」と、「再現度高い!」と話題の世田介と瓜二つのビジュアルについて笑顔で話す。

 また、八虎を囲む大人メンバーへのインタビューも映し出され、それぞれに作品のこだわりのポイントを語る様子も。映像中盤、八虎の「描いて、描いて、描いて描いて」という台詞とともに、八虎をはじめ美大合格を目指すキャストたちのキャンバスに向き合う姿が移り変わっていく。キャンバスに向き合うその目からは本気度と情熱が伝わってくる。キャストが描いた絵も劇中に採用されているが、さらに74人ものアーティストが参加し、最終的にそろった絵の枚数は401枚。

 最後のクランクアップ時のコメントでは、高橋が「鮎川龍二と今日でお別れすることが寂しい」、板垣も「世界で一番世田介のことを愛している自信があります」、桜田も「みんなでもっと絵を描きたかった」、主演の眞栄田も「幸せでした!ありがとうございました!」と、それぞれに名残惜しさをにじませていた。

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