『マウンテンドクター』第5話 ”歩“杉野遥亮とともにリハビリに励んだ患者の死に視聴者も落胆【ネタバレあり】

『マウンテンドクター』第5話より（C）カンテレ

　俳優の杉野遥亮が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『マウンテンドクター』（毎週月曜　後10：00）の第5話が、5日に放送された（以下、ネタバレを含みます）。

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　同作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・歩（杉野）が、さまざまな思いを抱えた患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を壮大なスケール感で描く。　

　第5話では心臓に疾患を抱えながらも、歩の指導を受け、登山好きだった亡き妻の足跡をたどり登山を楽しんでいた宇田（螢雪次朗）は、妻の節子との思い出である夕暮れに照らされる美しいテントサイトの景色を見るべく、これまでより険しい山にチャレンジしようと考えていた。

　歩の許可を得て念願だった山を登り始めた宇田は、途中、同じテントサイトを目指す中林尚樹（高島豪志）・麻里子（新原ミナミ）夫妻に出会う。ところがその晩、テントの中で休んでいた中林夫妻が熊に襲撃され、麻里子が重傷を負ってしまう。慌てて夫妻のテントに駆けつけた宇田は、動転しながら歩に電話をかける。

　宇田は重傷を負った麻里子を助けるために背負って山荘まで下山することを決め、夫婦を救う。一件落着に思えたが、その後宇田が心臓に痛みを覚え倒れてしまう。歩にって山岳診療科で初めての患者である宇田だったが、救助ヘリの中で「ありがとう」と歩に語りかけると、そのまま帰らぬ人となってしまった。

　さまざまな物語が展開されたドラマ内でも、歩と宇田のやりとりは度々描かれていただけに、「宇田さんロスかもしれない…」「宇田さんとのやり取り好きだったから苦しすぎた」「しんどい展開」といった声が相次いだ。