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『オモウマい店』「これが本物だよ」…88歳ラーメン職人、55歳差の妻と作る愛の“中華そば”

ORICON NEWS / 2024年8月6日 11時55分

6日放送『オモウマい店』に登場する手打藤屋中華そば(C)中京テレビ

 きょう6日放送の中京テレビ・日本テレビ系『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜 後7:00)は、「愛で作るよ!夫婦職人ラーメン」のエピソードで盛り上がる。

【オモウマ写真多数】「あぁ生きてて良かった」…愛&チャーシューたっぷりのラーメンなど

 茨城県古河市で見つけた、オモウマいラーメン職人を紹介。手打ちラーメン一筋74年、88歳の店主は、中華そばをすべて自家製で仕立てる。メンマ、ネギ、チャーシュー、ナルト、ノリがトッピングされた「手打中華そば」(800円)は、客が「おいしいまずいとかじゃない。これが本物だよ」と思わず熱くなる逸品。チャーシューが5枚のせられた「手打チャーシューメン(大盛)」(1200円)や、お店の屋号が付けられたワカメ、ゆでたまご入りの「手打藤屋中華そば」(1000円)なども人気。



 「いつまでも口の中で噛んでいたい味」と評判の平打ちちぢれ麺は、生地を2度寝かせてコシと滑らかさを出し、重さ5キロの大きな打ち竹や麺棒を使って丁寧に伸ばす。生地が薄い部分は太く、厚い部分は細く切るなど、あえて不ぞろいにするのがコツだという。スープは、栃木県産の豚ガラ・鶏ガラに、ニンニク、ショウガ、昆布、ネギをブレンド。さらに、ニンジンやリンゴ、タマネギ、ミカンの皮を入れて甘みを出しながら、4時間煮込んでようやく完成。その味は、小さな子どもが笑顔で「もっと」とねだる。

 栃木県産の豚ロースを使ったチャーシューは、2種類ブレンドしたしょうゆ、ニンニク、ショウガ、ネギを煮立ててから2時間、味を染み込ませて作る。「チャーシューメン」を頼んだ常連客は「あぁ生きてて良かった」と感動を語る。

 元気に厨房に立つ店主を公私ともに支えているのは、12年前に結婚したフィリピン出身の妻。店主との年の差が55歳という妻は、結婚をきっかけに店の手伝いをはじめ、今では麺打ちを任される。

 妻は、最初はラーメン作りに興味はなかったものの「(店主が)教えてくれて好きになった。厳しい中でね。どんな仕事でも愛を込めちゃうと好きになるんだよな」と、これまでの日々を振り返る。店主との間に生まれた一人息子も、両親が働く姿を見て「後継ぎになる」と宣言している。

 MC:ヒロミ、進行:小峠英二、ゲスト:ヒコロヒー、出口夏希。

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