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異物混入あったPascoの食パン『超熟』生産再開へ 「金網」「監視カメラ」など再発防止策を報告

ORICON NEWS / 2024年8月6日 13時54分

Pascoの食パン『超熟』生産再開へ

 「Pasco」ブランドの敷島製パンは6日、公式サイトにて、食パン『超熟』シリーズの異物混入について改めて謝罪。原因究明と再発防止策について報告し、10日の出荷分より生産を再開すると発表した。

【写真】Pascoの食パン『超熟』あなたは角型派?山型派?

 同社は今年5月21日、同シリーズについて、東京多摩工場で異物混入があったことを報告。異物について「有害生物防除の専門事業者による鑑定の結果、異物はクマネズミの子ども(約60ミリ)であることが判明いたしました(5月8日)」などと伝えていた。

 今回の発表で改めて「この度、弊社パスコ東京多摩工場にて発生した異物混入の件に関しまして、お客さま、お取引先さま、関係者の皆さまには多大なご迷惑をおかけしておりますこと、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「本件につきまして、以下の通り原因究明と再発防止策を実施いたしましたのでご報告申し上げます」とした。



 混入した原因については「専門事業者による調査の結果、異物は工場外部より資材搬入用設備の昇降路を介して製造場内に侵入し、生地を成型する工程にて混入したものと推定されます」と説明した。さらに再発防止策策について、5月21日に報告した対策に加え、「工場敷地内・建屋内でのモニタリング強化(監視カメラ、超音波発信機の増設)」など5つの対策を発表した。

 最後に「広く皆さまに食品を提供する企業として、今回の事態に至りましたことを、極めて重く受け止めております。今後このような事態が発生することのないよう、再発の防止に全力を挙げて取り組んでまいります」と締めくくった。

 なお「弊社他工場においても、今後上記のような基本的対策の強化を行い体制を構築してまいります」と伝えた。

(以下、5月21日報告の対策に加え実施する5つの取り組み)
1:工場外周の対策強化(地中・地表に高密度不織布シート・金網を敷設)
2:工場敷地内・建屋内でのモニタリング強化(監視カメラ、超音波発信機の増設)
3:生産設備の改善(異物混入防止カバーの取付・設置)
4:異物を検知・排除する仕組みの導入(当該ラインへのX線検査装置の設置)
5:対策の精度を上げる仕組みの導入(複数の専門事業者による多角的な評価)

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