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中日ドラゴンズ、全国ネット連ドラ登場へ 鈴木伸之主演『バントマン』立浪監督「期待は大きい」【コメント全文】

ORICON NEWS / 2024年8月7日 5時0分

東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『バントマン』に主演する鈴木伸之(C)東海テレビ

 東海テレビは7日、同局・フジテレビ系全国ネット「土ドラ」枠(毎週土曜 後11:40)でプロ野球・中日ドラゴンズとタッグを組み、10月クールに『バントマン』(10月12日スタート、全11話)を放送すると発表した。野球経験者の俳優・鈴木伸之が主演を務め、ドラゴンズのユニフォーム姿を披露。立浪和義監督からのコメントも届いた。

【写真多数】豪快!鈴木伸之がフルスイング 立浪和義監督インタビューの様子も

 ドラゴンズが連続ドラマとコラボするのは初めてで、土ドラとしても初のスポーツ・エンターテインメント作品となる。ドラゴンズでホームランバッターとして活躍した柳澤大翔(鈴木)が、戦力外となり、一般企業で奮闘していくオリジナルストーリー。



 大翔は、高校卒業後にドラゴンズにドラフト1位で入団し、プロ入り初ヒットが初ホームランと華々しいデビュー。しかし、その後はケガとスランプで1軍と2軍を行ったり来たり。2024年、妻が突然の病で帰らぬ人となり、9歳の息子と2人で再起を図ろうと決意するが、シーズンオフに戦力外通告を受けてしまう。トライアウトでも獲得を希望する球団はなかった。

 待っていたのは一般企業で、そこではドラゴンズ時代とは真逆で地味の「バントマンになれ」という指示を受ける。大翔は「送りバント」のように、置かれた状況を野球のシチュエーションに例え、犠牲を払って周囲をサポートする陰のヒーロー“バントマン”となり、汗をかいていく。

 主演の鈴木は、中学生まで地元のクラブチームで4番を打った野球経験者で、ユニフォーム姿はプロ選手と見違えるほど。背番号は「23」。撮影は、ドラゴンズの本拠地・バンテリンドーム ナゴヤでも行われ、打席に立った鈴木は、何度もドームに快音を響せた。

■鈴木伸之 コメント全文
小さい頃のあこがれはプロ野球選手で、中学2年生までクラブチームに所属して野球をしていたので、オファーをいただいた時はワクワクもしたし、自分に務まるのかすごくプレッシャーも感じました。
どうしたらプロ野球選手に見えるのか、時間があれば練習をしています。手にマメが何度もできて、テーピングを巻かないと痛くてバットを振ることができない時もありました。

僕が演じる柳沢大翔は、とにかくバッティングに自信があって、諦めない気持ちを何よりも大切にしている人。逆に言うと諦めが悪い男ですね。でもそこが憎めなくて、頑張っている姿に「私も僕も頑張ってみようかな?」と思わせてくれるようなキャラクターだなと思っています。

父が大の野球好きで、家ではいつもテレビの野球中継がついていました。
今はドラマの撮影が終わるとすぐにドラゴンズの結果をチェックし、一喜一憂して…。ドラゴンズの選手の役を演じさせもらったからこそ、これまでとはちょっと違った思いで応援しています。好きな選手をあえて挙げるとすれば、細川成也選手ですね。野球にひたむきに向き合っているのをすごく感じます。中田翔選手が第一線で戦っている姿にもすごく力をもらっています!

ケガで野球を断念した自分が、まさかドラゴンズのユニフォームを着てバンテリンドームナゴヤの打席に立てるとは思ってもみませんでした。
バントマンは、野球愛にあふれた大人たちが、誰かのために奮闘する新しい形の作品です。無理やり野球に絡めているところも、ドラマの面白さの一つになっているので、見て笑ってもらえたらうれしいです。

■中日ドラゴンズ・立浪和義監督 コメント
――鈴木伸之さんのフォームを見ていかがですか。
鈴木さんはさすが野球経験者ですね!バットがちゃんと内側から出ていて、きれいなスイングをしています。身長も高いし、フォームを見ても野球をやっていたことが一目でわかります。

――ドラマのテーマでもある「送りバント」について教えてください。
野球にはそれぞれ役割があるので、まずはその役割をしっかり果たさないといけません。その中でも送りバントは「決めて当たり前」と思われますが、実は一番難しいプレーです。1点を争うタイミングでのバントはすごく緊張します。現役時代、特に若い時はサインが出た時は嫌でしたね。当時は失敗すると怒られたのですごいプレッシャーでした。

――野球の魅力はどんなところでしょうか。
自分が駄目でもまわりに助けてもらえたり、仲間で力を合わせて臨むのが野球。
そこがこのスポーツの魅力の1つですね。

――ドラマはご覧になりますか。
監督になってからドラマを見ることが多くなりました。アクションものや韓国ドラマなどいろんなジャンルの作品をみます。

――ドラマをご覧になる視聴者に向けて一言お願いします。
バンテリンドームで撮影をしたと聞いて、この球場でどんなプレーが展開されたのか楽しみです。プロ野球選手は選手生活が終わってからの人生が長いので、セカンドキャリアをどう描くのかも非常に興味があります。何より中日ドラゴンズと連続ドラマが初めてコラボしているので期待は大きいですね。皆さんもぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

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