Da-iCE＆福島のキッズがステージでコラボ 復興プロジェクト10周年で夢が実現

『めざましライブDa-iCE×TOKYO GIRLS COLLECTION』に登場したDa-iCE

　東京ガールズコレクション実行委員会とフジテレビによる“東日本被災地とお台場をひまわりでつなぐ笑顔サイクルプロジェクト”が今年で10周年を迎え、お台場冒険王2024冒険ランド内のISLAND▽STADIUM（▽＝ハート）にて6日、『めざましライブDa-iCE×TOKYO GIRLS COLLECTION（op.act 22/7）〜ひまわりドリームステージ〜supported by 家庭教師のトライ』が開催された。

【写真】仲良し感たっぷり！ステージ上で笑顔をみせるDa-iCE

　オープニングのファッションショーには、福島出身の武田玲奈や村上愛花のほか、とうあ、中町綾、山下幸輝らが登場。ショーのラストには鈴木正晃福島県副知事が登壇し、「2014年の初開催から10年。この長い取り組みに感謝の一言しかないです」と謝意を述べた。

　福島の子どもたちの元気な姿を届けたい思いから、毎年ショーに参加している福島在住のキッズたちが、今年もお台場にランウェイに登場。約650人のオーディションから選ばれた9人が、オリジナルTシャツをまとって人気モデルとランウェイを歩いた。

　ランウェイを終えた上杉真愛ちゃん（11歳）は、「お客さんを笑顔にしたいという気持ちで歩きました。憧れのステージで、夢だったランウェイが歩けてとっても幸せです」と堂々とコメント。さらに「福島は自然豊かで空気が綺麗。新鮮な野菜や果物がたくさん採れます」と魅力を伝えた。

　小松原頼安くん（10歳）は「僕の人生の中で一番サイコーでした！」と喜びを爆発させると、会場からは拍手が巻き起こった。福島の好きなところを聞かれた佐原明花ちゃん（11歳）は、「私が住んでる会津若松はたくさんの歴史があります。飯盛山を登って景色を見ることも大好きです」とアピールした。

　「めざましライブ」に登場したDa-iCEは、冒頭から「DREAMIN' ON」「Clap and Clap」を続け様に披露し、大野雄大が「夏の思い出、作れてますか〜？」と叫ぶと、灼熱の会場は一気に盛り上がりを見せた。配信開始から僅か1ヶ月でTikTok再生回数2億回を突破し、現在は6億回を超えている話題曲「I wonder」の歌い出しの柔らかな歌声が響くと、会場からは大歓声が起きた。

　最後は、TikTok再生回数5億超えとなった大ヒット曲「スターマイン」で福島キッズとコラボレーション、と思いきや、イントロがかかると工藤大輝がモデルさながらのウォーキングを開始。曲前のMCで花村想太が「今日はTGCとのコラボですが、僕たちあいにくモデルじゃないのでランウェイとか歩けないんですよ」というコメントの伏線を回収するかのようなボケをかまし、2度目は大野雄大がヒット曲「CITRUS」を歌い始め、会場からもシトラスコールが生まれたに。

　そして、いよいよ3度目の正直かと思いきや、大サビで登場するはずの福島キッズがフライング登場してしまい、「出てくるの早いわ！」と花村が突っ込み、大爆笑の“Da-iCE劇場”となった。最後は、気を取り直して圧巻のライブパフォーマンスを披露。サビでは観客からの大合唱も巻き起こり、会場の盛り上がりは最高潮に。人気アーティストとの共演は、子どもたちに夏の思い出を与えるスペシャルなステージとなった。