隠れて食べるのが格別…ハワイで育つ2歳児が『ごはんですよー！』を食べる姿に“渋い”の声「やけに減りが早いと思った」

父がアメリカ人、母が日本人、米・ハワイで暮らす2歳のサマーちゃん（@misatospringmanより）

　アメリカ人の父親、日本人の母親を持ち、米・ハワイで暮らす2歳のサマーちゃん。家事をしいているお母さんの目を盗んでダイニングテーブルの下で、冷蔵庫から取り出した『ごはんですよ！』をこっそり食べている姿に、「しぶいっWWW」「可愛すぎ」「ごはんですよかぁ～意外でした」「和の味もお好きなようで、なんかうれしい」などと、反響があった。普段は“食が細い”という娘さんの日常についてお母さんに聞いた。

【写真】しまった！隠れて食べていたのがママに見つかり…可愛すぎる2歳ハーフ美少女・サマーちゃん

◆料理のお手伝いが好きな娘さん　『ごはんですよ！』と白米以外にも納豆や豆腐と日本食が好き

――SNSでは「勝手に冷蔵庫から出して食べてた真犯人。やけに減りが早いと思ったぜ（笑）」とコメントしていましたが、どういった状況で発見されたのでしょうか？

【Misatoさん】　私が家事をしている時に、何だか静かだなーと思ったら、冷蔵庫から『ごはんですよ！』を取り出し、机の下に隠れてひっそりと食べている姿を発見しました。いつもは、娘が自分で冷蔵庫から『ごはんですよ！』を取ってきて、白米と一緒に食べさせています。かなり食が細い方なので好きな食べ物があまりないのですが、『ごはんですよ！』と白米が好きで、「のりごぉはん」と娘は呼んでいます。

――『ごはんですよ！』と白米以外で好きな食べ物はありますか？

【Misatoさん】　『ごはんですよ！』、白米、納豆、豆腐と好きな食べ物は日本食が多いです。あと朝は、オートミールを食べる習慣があり、そこはアメリカ人です（笑）。

――現場を発見した時は、どのように思いましたか？

【Misatoさん】　普段は1人で隠れてコソコソするタイプではないので、珍しい出来事でした。いつもやりたいことがある時は、「ママ来て～」と呼ばれ、私も一緒に行動させられています。

――娘さんは、どんなお子さんなのでしょうか？

【Misatoさん】　手先を器用に使うよりも、身体を使った遊びの方が好きなようです。プールやビーチで遊んだり、1歳の頃からやっているキックボードが得意です。最近は、手先を使った遊びも少し上手になってきて、ハサミを使ったり、パズルも集中してできるようになってきました。あと、料理を手伝うのが好きで、卵を割ってもらったり、パンケーキを混ぜたり、週末は朝ご飯を一緒に作ったりもしています。

◆アメリカは周りの目が優しく、良い意味で無関心

――ハワイで生活されていますが、育児において、日本とアメリカの違い、それぞれの良さや不便さを感じることについて教えてください。

【Misatoさん】　コロナ禍での出産で、1歳過ぎるまで日本に帰れませんでした。その頃は、あまり不便さを感じることが無かったのですが、日本に帰国した時にお店などにある授乳部屋やトイレのベビーチェアなど、いろいろなことが整っていて驚きました。あの便利さを知っていたら、アメリカでの乳児期はかなり不便さを感じていたかもしれません。

――確かに日本のトイレや授乳環境は進んでいるかもしれません。アメリカではいかがですか？

【Misatoさん】　ただアメリカでは、わりと母親たちはどこでも気にせずケープを使って授乳をしていたりするので、私も全く周りの目は気にすることなく授乳やオムツを変えたりしていました。アメリカの育児で一番いいなと思うのは、周りの目が優しく、良い意味で無関心なところです。子どもがお店の物を触ったり、床に落としたりしても、周りの人や店員さんもニコニコとして気にせずそっとしてくれます。子どもがうっかり靴で椅子に上がったとしても、土足文化だからか何も言われません。娘はよく裸足で歩きたがるのですが、裸足の子どもも多いので、気になりません（笑）。

――日本の良いところについては、いかがですか？

【Misatoさん】　やはり治安に関しては、日本は素晴らしいです。例えば、スーパーで子どもがお菓子コーナーに1人で見に行って…なんて光景もアメリカではアウトです。もしも外出先で一瞬でも娘を見失ってしまったら、かなりパニックになると思います。それぞれの国に良い所も悪い所もちろんあると思います。

――海外で暮らす中、文化の違いを感じることはありますか？

【Misatoさん】　あまり文化の違いは生活する上で気にならなかったのですが、食文化の違いを感じることはあります。旦那は根っからのアメリカ人なので、特に朝は“ザ・アメリカン”なご飯しか食べれません。米とお味噌なんて無理です。なので、日本に戻って旅館に泊まりに行く際は、朝食が洋食に変更できるたり、バイキングのところになります。普段のお昼ご飯も全く同じ内容のサンドイッチを1年中食べています。妻としては、料理に気を使わなくていいので、すごく楽ですが、一緒に美味しい物を同じ感性で楽しめないのは少し残念です。日本の出汁文化は、多分旦那には一生掴めないと思います（笑）。

――SNSでは、娘さんとの微笑ましい姿だけでなく、旦那さまとの仲睦まじい姿も垣間見れます。日本人との違いはどんなところに感じますか？

【Misatoさん】　いまはもう慣れてしまってあまり何も思わなくなってしまいましたが、とにかくレディーファーストですね。付き合い始めの頃は、その優しさにすごくウキウキしていました。これからもそれが当たり前だと思わず、感謝しなきゃいけませんね。