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新日本フィル、仕掛けにあふれたコンサートで1800人魅了 堀井美香がプロデュース&司会

ORICON NEWS / 2024年8月13日 16時45分

『Helloシネマミュージックin Summer』の模様

 新日本フィルハーモニー交響楽団によるコンサート『Helloシネマミュージックin Summer』が、12日に開催。1800人の客席は満席、さまざまな仕掛けや、親しみのある映画音楽、そして新日本フィルによる本格的なクラシックで充実したコンサートとなったが、指揮を水戸博之、プロデュース、司会をフリーアナウンサーの堀井美香が務めた。

【写真】仕掛けにあふれたコンサートの模様

 楽員たちのリハーサル風景、インタビューなどを盛り込んだオープニング映像が終わると、J.ウィリアムズ『スターウォーズ』「メインタイトル」の演奏がスタート。1音目から圧倒され、会場は一気に演奏に引き込まれていった。オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」では、堀井がナレーションを担当。こちらはソロのヴァイオリン、チューバ、トランペットとそれぞれの楽器に注目する仕掛けもあり、「となりのトトロ」の物語も同時に楽しめるものとなった。



 後半では、高校生以下の子供達を対象にした「砂かぶり」ならぬ「オケかぶり席」の企画を実施。A.メンケン「美女と野獣」、「アンダー・ザ・シー」(山口尚人編曲)で1曲ずつ約70人、合計約150人の子供達がステージにあがり、オーケストラの真ん前で、また指揮者の真後ろで音楽を体感するという貴重な機会が設けられた。堀井が子供達にインタビューをすると「音楽が体の中を通り抜けていく気がした」「後ろの席だったけどこんなに目の前で楽器をみられてうれしい」「ずっとここで聞いていたい」「この日のために練習してくれて有り難う」などといった感想が相次いだ。

 夏の暑さにも負けない元気な曲をということで、「ゴジラのテーマ」や「ロッキーのテーマ」の演奏や、大人向けに照明を落とししっとりと聞かせる『タイタニック』「My Heart Will GO On」『ハウルの動く城』「人生のメリーゴーランド」など演目にも工夫がされ、指揮者の水戸博之が曲ごとに鮮やかに世界観を作り上げた。

 気軽にクラシックホールに来てほしいという趣旨から、演奏者もTシャツなどのラフな格好で登場。楽員の一面が垣間見える趣味が書かれたシートが配られ、楽員へのインタビューコーナーもあり、指揮者、演奏者、客席が笑顔に包まれて、会場は一体となっていった。

 最後に堀井から、高校生以下の子供達に指揮の水戸博之とソロ・コンサートマスターの崔文洙のサインが入ったグッズをプレゼント。「水戸さんや崔さんのサインを見て、この日のことを思い出してくれたり、大人になって水戸さんのコンサートに足を運ぶ。なんてことになったら嬉しい」と語っていた。

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