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伊藤淳史、大スター・萩本欽一役に重圧と覚悟「後悔をしないように」 “欽ちゃんらしさ” 仕草も共演者から伝授

ORICON NEWS / 2024年8月25日 4時0分

『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』主演を務める伊藤淳史 (C)ORICON NewS inc.

日本テレビ系『24時間テレビ47』(8月31日、9月1日)内スペシャルドラマ『欽ちゃんのスミちゃん ~萩本欽一を愛した女性~』(31 日後9:00すぎ)で主演を務める、俳優・伊藤淳史(40)がこのほど、撮影真っ只中の8月中旬生田スタジオにて囲み取材に参加。萩本を演じる思いを語った。

 今作では、24時間テレビ初代総合司会を務めた萩本欽一と4年前に他界した妻・澄子さんの夫婦の物語を描く。コメディアンとして、これまで公に私生活を語ることがなかった萩本の知られざる一面に迫る。萩本にとって、澄子さんはどんな存在だったのか、澄子さんは萩本をどう思っていたのかを映し出す。

【写真】幸せあふれる!萩本欽一ファミリー

 40歳の伊藤は、“視聴率100%男”とうたわれた日本屈指のコメディアン・萩本の10代から80代までを演じる。存命の大スターを演じるにあたって、当初は「似せていこうかなという思いもあった」という。しかし、台本を読んだ段階で「作品自体が魅力的なものになっている」と確信。「現場の皆さんが、衣装やかつらでも助けてくださるので、後悔をしないように思い切り演じようと思いました。役柄を良い意味で意識しすぎず、ワンシーンずつすてきに作れるように集中力をもって演じています」と覚悟のこもった瞳で語った。



 それでも、改めて問われると「スーパースターを演じるとは夢にも思ってなかったので、ふわふわしながら毎日撮影している」と戸惑い気味。「(難しい役どころを演じる)面白さはまだ感じられる余裕がないです。面白さを感じられる前にクランクアップをするんじゃないかなという気がしています」と苦笑いを浮かべつつ、「皆さんのイメージにある、あの“欽ちゃん”を崩してしまうことがあってはいけない。今まで経験したことがない重圧、責任を勝手に背負っています」と決意をにじませた。

 あえて似せることはしていないが、劇中には“欽ちゃんらしさ”も取り入れているそう。「欽ちゃんのステージにも出ている共演者の方が、細かい仕草を教えてくれるんです。お辞儀をするときの手の形や、(頭を)かいたりする仕草をよくされているので、ちょっとしたところで入れています」と細部までこだわりが詰まっていると解説。撮影直後、役衣装で取材に参加した伊藤に報道陣が思わず感嘆の声を漏らすと「我ながら意外と評判が良いです」としたり顔で答えるユーモアを交えつつ、自信をのぞかせた。

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