【TEAM JAPAN 報告会】旗手の江村美咲＆半井重幸らが団長賞 “初老ジャパン”総合馬術団体「このような年でも諦めずに1歩1歩」

第33回オリンピック競技大会（2024／パリ）TEAM JAPAN 報告会に参加した（左から）尾縣貢、大岩義明、戸本一真、田中利幸、北島隆三 （C）ORICON NewS inc.

　日本オリンピック委員会（JOC）は14日、都内のホテルで第33回オリンピック競技大会（2024／パリ）TEAM JAPAN 報告会を開催し、“団長賞”としてレスリングチーム（競技）、フェンシングの江村美咲（貢献）、ブレイキン BボーイのShigekixこと半井重幸（貢献）、総合馬術団体（特別）で表彰した。

【写真】明るい笑顔！旗手を務め、団長賞を受賞した江村美咲＆半井重幸

　報告会は、映像で日本代表の活躍を振り返るところからスタート。尾縣貢団長から、レスリングチームは競技力で貢献したこと、旗手を務めた江村と半井は一体感の醸成に貢献したこと、総合馬術団体チームは一歩踏む出す勇気を与えてくれたことに対して団長賞が贈られた。

　1932年のロサンゼルス五輪以来92年ぶり、馬術団体では史上初となる銅メダルを獲得した大岩義明（48）、北島隆三（38）、戸本一真（41）、田中利幸（39）の4人は“初老ジャパン”を自称し、話題となった。大岩は「この度は、このような賞をいただくことになりまして驚いております。48歳になりますけども、表彰式で話すチャンスはあまりなかったものですから緊張しております」と照れ笑い。「国民の皆様にこのオリンピックを通じて、我々はこのような年になっていすけども諦めずに1歩1歩することができるということを競技を通じてお見せすることができたんじゃないかと思っております。ここまでできたのも皆さんの応援のおかげ。この場所をお借りして、感謝の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました」と結んでいた。

　金メダル20個獲得は海外開催の五輪では史上最多。銀12個と銅13個を加えて総数は45個となった。