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森田剛、妻役・橋本愛との膝枕シーン裏側を振り返る「『かかとを使うんだよ』って」

ORICON NEWS / 2024年8月16日 15時3分

妻役・橋本愛との膝枕シーン裏側を振り返った森田剛 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の森田剛が16日、都内で行われた『劇場版 アナウンサーたちの戦争』初日舞台あいさつに登壇した。戦前から戦後にかけて活躍して国民的人気を誇り「不世出の天才」と言われた伝説の名アナウンサー・和田信賢を演じた森田が、橋本愛演じる妻・実枝子に“膝枕”されるシーンを振り返った。

【写真】ニヤケ顔!ジャケット姿で手をあげる森田剛

 本作は、太平洋戦争中、ナチスのプロパガンダ戦にならい「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させるラジオ放送による「電波戦」に加担したアナウンサーたちの苦悩と葛藤、放送と戦争の知られざる関わりを描く。

 演出の一木正恵氏は「2人とも最初はしゃがんでたんですけど私の考えがあって、『膝枕をやってみてほしい』とお願いしまして」とト書きにないリクエスト。「和田さんを熱狂や狂気の渦をすくい上げてくれるのだとしたら実枝子さん。圧倒的に頼れる存在を示すときにそういうアクションはどうか」と意図を明かした。



 森田は「和田さん自身、自分ひとりではどうにもならないつぶれてしまいそうなときに家に帰るシーンだった」と紹介。監督から提案を受け「どうやって膝枕に入っていけばいいんだろうなって思ったときに『かかとを使うんだよ』って。監督が。かかとを引っ張って、そこから膝枕に入っていくという演出があって『よっしゃ』と思ってやったんですけど」と回想。

 そこから「橋本さんが『頭をなでていいですか』という提案とか子どもにかえるというか…女性は強いなと思ったり。膝枕をしていても目線が合うのではなくお互い同じ方向を見るというのもいいなと。すごく勇気づけられたシーンだった」と胸を張っていた。

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