『ガヴ』知念英和、映画でいきなりワイヤーアクション 『ガッチャード』本島純政「やってみたかった！」

アクションの反響に感謝を伝えた（左から）本島純政、知念英和（C）ORICON NewS inc.

　俳優の本島純政（19）、知念英和（19）が15日、都内で行われた2大ヒーローによる2本立て映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON プロミス・ザ・サーキット』の大ヒット記念『仮面ライダーガッチャード』＆『仮面ライダーガヴ』バトンタッチイベントに参加した。

【写真】感動のバトンタッチ…！心境を明かした本島純政と知念英和

　『仮面ライダー ガッチャード』（毎週日曜　前9：00／テレビ朝日系）は、錬金術によって生み出された人工生命体のケミーをめぐる、錬金術師たちの物語。封印から解き放たれた101体のケミーを「ガッチャ」する使命を与えられた仮面ライダーガッチャード。「人間とケミーが仲良く暮らせる世界」は訪れるのか。映画には、本島純政、松本麗世、藤林泰也、安倍乙、富園力也、熊木陸斗らレギュラーキャストが集結。さらに未来の宝太郎役としてDAIGOも出演している。歴史を揺るがす大事件の結末は劇場で。『仮面ライダーガヴ』は、9月1日から放送がスタートする最新シリーズとなる。

　『仮面ライダーガッチャード』で仮面ライダーガッチャード／一ノ瀬宝太郎役を本島が、『仮面ライダーガヴ』で仮面ライダーガヴ／ショウマを知念が演じる。後輩ライダーと並んで登壇した本島は「めちゃめちゃうれしいです」とにっこりで、一方の知念は「緊張してます」と照れ笑い。本島も緊張していたそうで、舞台袖でグータッチをしてから登壇したという。

　知念は「さすが先輩ライダーです。本当に後ろに着いていきました」と感謝しながらも「本当にすごい人の数で…。想像以上です。（ショウマとして）公の場に出るのは初めて。目が合った一人ひとりの顔を覚えて帰りたいと思います」と笑顔を見せた。本島は「去年、（『仮面ライダーギーツ』に浮世英寿役で主演した）簡（秀吉）さんからいただいたバトンを渡す。もう渡す時が来たんだ、と。1年ってあっという間なんだな」としみじみと口にしていた。

　公開から3週間が経過。反響を問われると、本島は「本当に多くの反響をいただいています。いろんなSNSを見させていただいたり、事務所にお手紙が来ていて、それを読ませていただいた。『未来の宝太郎が諦めなかったので、僕も試験勉強を諦めずに頑張ろうと思います』と書いてあって…。ちょうど今受験シーズンで、みんな頑張ってるんだなと。誰かの背中を押せたんだと思えて、すごくうれしかったです」と感慨を語る。

　仮面ライダーガヴも先行で登場。異例のショウマも顔出しで出演となった。撮影を振り返ると知念は「初めて公の場にガヴが出る。映画が公開する前に、先に『仮面ライダーガヴ』という情報は出ていた。皆さんが『どういう変身をするのだろうか』とか、『どういう仮面ライダーなんだろう』と期待感の中での上映だった」とする。「僕たちは杉原（輝昭）監督をメインにアクションチームの方々と一緒に『スゴいガヴを見せてやろう！』となりました。アクションもスゴく力を入れて、入念な準備を重ねて現場に挑みました。ガヴの変身した後のアクションも見どころなんですけど、ショウマ自身のアクションもしっかりワイヤーアクションとしてちゃんとできたので、そこもカッコよかったっていう反響をいただけて、うれしかったです」と感謝。すると本島は「あれ、ワイヤーなんですか！僕、ワイヤークションやったことないです。やってみたかった～」と悔しがり、笑いを誘っていた。

　また、気になる変身シーンについても言及。「夢の扉が開いた後に映画館がザワザワしたというのを関係者の皆さんから聞いた。（出演は）本当に少しの時間だったんですけど、インパクトを残せて、ガヴはスタートダッシュできたかなと思います」と口にしていた。