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眞栄田郷敦、<好きなことに挑んでいる>現役高校生と激アツ対談「正直に生きていってほしい」

ORICON NEWS / 2024年8月16日 12時0分

映画『ブルーピリオド』<#好きに挑む!>キャンペーン大賞を受賞した高校3年生の田中陸来さんと主演俳優の眞栄田郷敦

 公開中の映画『ブルーピリオド』のプロモーションの一環で実施された<#好きに挑む!>キャンペーンの大賞受賞者と主演俳優の眞栄田郷敦が対談した映像がYouTubeで解禁となった。

【動画】眞栄田郷敦が現役高校生に魂のアドバイス

 映画は、山口つばさ氏による同名漫画を実写映画化したもので、周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生の主人公・矢口八虎(眞栄田)が、1枚の絵をきっかけに国内最難関の美術大学を目指して青春を燃やすストーリー。

 キャンペーンは、「好きなことに挑戦するすべての人を応援する」というスローガンのもと、八虎たちと同じ高校に通う生徒を対象に、“自分の好きなことに懸ける情熱”をテーマに、絵画、写真、動画、音楽、ダンスパフォーマンスなど、幅広い形態で作品を募集。



 100件以上の作品が寄せられ、大賞に選ばれたのは、三重県立飯野高等学校の3年生・田中陸来(たなか・りく)さんの作品。自身も美術大学への進学を目標に努力を続けている田中さんが通う高校へ、眞栄田が直接赴いて記念品を贈呈するミートアップが実現した。今まさに<好きなことに挑んでいる>現役高校生と過去に音楽の分野で東京藝術大学を目指した経験もあり、現在は俳優の道に情熱を注いでいる眞栄田が熱いトークを交わした。

 映像冒頭、田中さんに会いに学校に訪れた眞栄田は、実際に田中さんが描いた受賞作を見て「事前に作品を見た時に『高校生が描いたんだ!』とすごくインパクトが強かった」と選考の理由を伝え、田中さんの絵を絶賛。

 原作『ブルーピリオド』はもちろん、過去の出演作を見たことをきっかけに眞栄田のファンでもあるという田中さん。対談では、受賞作品についての話や、これからの進路について抱く希望や葛藤を眞栄田にぶつけ、それに対して眞栄田も、自身の過去の経験や本作の八虎を演じたことを通して感じ得たアドバイスやエールを贈った。

 将来は美術教師になりたいという夢をかなえるため、名古屋の美術大学への進学を予定している田中さんが、最難関の東京藝術大学に挑戦したい想いがあることを告白した際、眞栄田が「僕も高校生の時には大学が人生の全てを決めるという感覚があったんです。でも社会に出て学べる経験の方が圧倒的に大きいし、どちらの大学に行っても夢はかなえられる」と真摯(しんし)に答える一幕も。その場にいた田中さんの両親の想いにも触れ、眞栄田が思わず「泣きそうだ」と漏らすシーンなど全編にわたって情熱的なやり取りが収められている。

 対談を終えて田中さんは、「自分のことのように真剣に親身に寄り添って考えてくれて、全てのことがうれしかった。最高の時間でした」と眞栄田との対談の喜びをかみしめていた。田中さんには、記念品として劇中で実際に眞栄田演じる八虎が使用した「ハケ」と、100号サイズのキャンバスが贈呈された。

 眞栄田も「少しでも(田中さんの将来の)力になれたらうれしい。考えさせられる時間だった」と感慨深げ。田中さんをはじめ、夢に向かって頑張っている高校生へ、「やりたいことをやって、自分の意志や好きという気持ちに正直に生きていってほしい」と、映画の「好きなことに挑戦するすべての人を応援する」というスローガンそのままの熱いメッセージを送っている。

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