『光る君へ』斉信が悲願達成？ はんにゃ金田「細胞レベルの歓喜」【君かたり】

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット（C）NHK

　大河ドラマ『光る君へ』（毎週日曜　後8：00　NHK総合ほか）キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原斉信を演じるはんにゃ・金田哲の声を紹介する。

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――藤原公任を追い抜いての出世
ついにこの日が、ついに訪れたんだという喜び、細胞レベルの歓喜っていう感じとともになんかもの悲しさみたいな目標としてた公任を抜いて、その公任がいなくなるみたいな感じで、でもついに幼少期からの憧れであり、目的であった公任を抜くという、本当に大快挙という感じで常に口角上がっている状態っていうか「周りにも相当うれしそうだな」っていう感じが漏れ漏れの本当、あっぱれ！っていう感じですね。

――斉信、実資、公任のシーン
あのシーンはちょっと大変でしたね。ガッツリ、実は実資さんとしゃべるのは初めてで内裏のシーンはありましたけど、大人数で3人だけでっていうのは来たときから、ちょっと雰囲気といいますか、圧といいますか、いろんなことを想像しちゃって、なんか笑けてきちゃって、存在感がとにかくすごいじゃないですか。ちょっと公任を励ますどころか、実資へのディフェンスに対しての気持ちがだいぶ現場に行って思いましたね。ちょっとそのディフェンスに総動員した感じですね、気持ちを。

これ（君かたり）録っているときはオンエアをまだ見られていないので、不安なのは笑ってないかなっていう、ディフェンスがもろくも崩れたんじゃないか。でもOKになったので「あれ、大丈夫かな!?」って。でもそんなシーンでもあるので、言ったらちょっと斉信がさっき言ったセリフを公任に対して実資がまた言うっていう。

そういうちょっとファニーなシーンなので驚き、笑い、びっくりみたいなのがあっても成立するのかなと思いますけど、ただやっぱり実際、公任の家で実資さんと初めて対峙したときの異物感、異様感、「なんだこの人は！」っていう改めてちょっと驚きですね。画面で見る約8倍の圧がありました、実際は。いやぁ大変なシーンでした。