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『光る君へ』公任「まさか斉信に…」 町田啓太が語る“追い抜かれた”悔しさ【君かたり】

ORICON NEWS / 2024年8月18日 21時0分

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原公任を演じる町田啓太の声を紹介する。

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――藤原斉信に追い抜かれて
想像していなかったでしょうね、まさか斉信にっていう。たぶん道長には早々にね、かなり追い越されてその背中を見てとか、その姿を見て「自分よりもかなり上にいってしまっているな」というのもあり、でも自分にできる道を模索している公任だったと思うんですけれども、結局斉信にも抜かれて、流石にちょっと悔しさはあったんじゃないかなと思いますね。



だいぶ前に「もう自分はずっと参議でいいから」「和歌や漢詩とか、そういう文芸の道で俺は頑張っていくんだ」ということを言っていましたけど、やはり現実として見てみると、やっぱりそうそう納得できるものではなかったんじゃないかなと思いますね。

――公任、実資、斉信のシーン
台本を読んで「あ、やばい」と思ったんですよね。絶対におもしろいし、「これはどうすればいいんだろう」っていう。面白かったですね。お二人ともね、やっぱり笑いに関してプロフェッショナルですから、いかようにもなるというか、本当に細かいディテールがちょこちょこ入っているので絶妙に変えてこられるんですよね。

秋山さんにも「ちょっとなんか違いましたよね?」って言ったら、「ちょっと面白いこと思いついちゃって」って言って、流石だなと思いながらも、こっちはそれに耐えながら真面目にお芝居するのが大変でしたね。でも非常に楽しかったですし、またなんか道長とか斉信、行成とか、今後俊賢さんもですけど、っていうところでのちょっとほっこりする会話とはまたちょっとベクトルの違う、ちょっと面白いシーンだなと思って、大石先生がたぶん託してくださったのであろう、面白いシーンを僕の中でも楽しみながら、公任のね、ちょっとした気持ちの動きっていうのも、その中で面白く見せられたらなっていう思いでやっていました。

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