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Snow Man岩本照、天才詐欺師役でエピソード迷子に「ウソつけないというホントの話です!」

ORICON NEWS / 2024年8月18日 4時0分

『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』プレスコール・囲み取材会に出席したSnow Man・岩本照(C)ORICON NewS inc.

 Snow Manの岩本照、俳優の吉田栄作が17日、東京・有楽町の東京国際フォーラムホールCでミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のプレスコール&取材会を行った。

【写真】舞台上で圧巻の演技を見せた岩本照

 2022年の初演に続き、主演する岩本は「小屋入りさせていただいて、まだ2日目なんですけど、いよいよ始まるんだという思いと、もう初日かという感覚があります。ただ、前回やらせていただいた時よりもけいこ日数はたっぷり取った。その積み上げてきたところはやっぱり自信になる。みんなでこう作り上げてきたものを、あとはお客さんに見せるだけだなと楽しい、ワクワクの方が強いなっていう印象です」と心境を明かした。前回はコロナ禍での舞台だった。「僕もコロナに罹った。皆さんに、ご迷惑を掛けた中での本番になった。今回は元気に過ごしてきている。そこもちょっとより進化した姿を見せられるところにもつながるんじゃないかな」と意気込んだ。



 吉田は「初演からのスタッフ、キャスト、再演からの参加したスタッフ、キャストと毎日、大切に積み上げてきた。あした、スタートする。この作品に関しては、大空に飛び立っていく瞬間ですかね。この瞬間は何度経験してもドキドキとワクワクが体の中に混在している。35公演ありますので、無事に楽しんで駆け抜けて行きたい」と力強く語った。

  天才詐欺師役だけに、最近のウソをついたエピソードを求められた。「本当にいろんな方に言っていただくんですけど、ウソつけないタイプなんです…。ウソをついたり、嫌だなと思うと顔に出ちゃうので」と説明。報道陣が疑いの目を向けると「というのはホントの話です。なんかややこしいな。そういうエピソードすらウソなのかなとなっちゃうけど、ウソつけないというホントの話です」と混乱しながらもトーク。もしウソをつけるなら、という質問には「そんなに痛くないのに痛がって心配されたい。割と痛みに強いので。『これぐらいなら大丈夫』と言うと、意外と心配してくれる。痛がるのも嫌なんですけど『無理すんなよ』、『ありがとう』となるあの感じは味わってみたい」と願望を語っていた。

 一方、吉田は、さらりとウソを告白。岩本は「舞台は生物で、ハプニングが付き物。今も栄作さんもハプニングがありましたが…」と水を向けられると、吉田はプレスコール序盤で転びそうになったことを回顧し「きょうは1つだけ、この舞台でウソをつきました。プレスコール用のスペシャル演出だと思って」と笑顔でサラリと語り、報道陣を笑わせた。

 会見には、仙名彩世、演出の上田一豪氏も参加した。

 本作は1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』をもとに製作された映画のミュージカル版。映画はスティーヴン・スピルバーグが監督し、主役の天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオが演じ、彼を追うFBI捜査官をトム・ハンクスが演じるというハリウッドが誇る二大名優の競演が話題となった。

 ミュージカルは2009年7月にシアトルにて初演。その後2011年にブロードウェイに進出し、同年のトニー賞ではノーバート・レオ・バッツが主演男優賞を受賞、ミュージカル作品賞をはじめ計3部門にノミネートされるなど、高い評価を得ている。

 2022年夏に演出・上田一豪&主演・岩本で上演され、上田氏が描く華やかできらびやかながらも切なさの残る世界観と、キャストが紡ぐスタイリッシュなダンス・心に残る歌唱で話題に。初演に続き、主役の若くハンサムな天才詐欺師フランク・ジュニア役を岩本が演じる。天才詐欺師を追うFBI捜査官ハンラティ役は吉田が初演から続投、ヒロインのブレンダ役には新たに元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名を迎えた。

 あす19日から9月8日まで同所で。その後、9月13日から17日まで大阪・オリックス劇場で上演される。

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