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『降り積もれ孤独な死よ』萩原利久&佐藤大樹、“ロス”の声に感謝「忘れられない夏になりました」【コメント全文】

ORICON NEWS / 2024年8月18日 23時25分

日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第7話より(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

 俳優の成田凌が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(毎週日曜 後10:30)の第7話が、18日に放送された。主人公・冴木仁(成田)の腹違いの弟・瀧本蒼佑(萩原利久)と冴木の後輩刑事・鈴木潤(佐藤大樹)からのコメントが到着した。

【場面写真】真実を知り…自殺を選んだ鈴木(佐藤大樹)

 原作は、講談社『マガジンポケット』で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一氏、漫画・伊藤翔太氏)。未完の原作をもとに、オリジナルの要素を交えて届けるスリリングなヒューマンサスペンスドラマとなっている。

 第7話では、冒頭10分で蒼佑と鈴木が死亡するという衝撃の展開となった。蒼佑の瞳に闇を宿した表情や、佐藤の圧倒的な狂気と悲哀に、演技を高く評価する声も上がっていた2人。萩原は「手応えとしては、すごく良い環境で、良いものをやらせていただいたなというのがあります」と振り返り、佐藤は「2ヶ月ほどでしたが、僕にとって忘れられない夏になりました。特に利久は昔から知っていたし、同世代の仲間でもあったので、一緒にお芝居ができてすごくうれしかったです」と達成感をにじませた。



 SNSでは、“蒼佑ロス”“鈴木ロス”の声が放送中から上がっていた。萩原は「ロスを感じていただけるのはうれしいなと思いつつ、物語はまだまだ続くので、ちょっと頭の片隅に、たまに我々が匂ってくれれば。本編がどんどん進んでいくので、ぜひ最後まで結末を見届けていただきたいです。僕らもこれ以降の話はほぼ現場を見てないので、同じ目線で見届けることになる気がします」と語った。

 佐藤は「伏線が回収されるシーンや回想シーンも出てくるので、顔に傷がある男との関係や花音との関係なども答え合わせができるようになっていると思います」と期待を高め、「ぜひ今後の展開や今後現れる事件の真犯人にも注目しながら最後まで楽しんでほしいなと思います」と願いを込めた。

【コメント全文】
――蒼佑と鈴木、それぞれを演じ切ってみた感想は。

萩原:6話の終わりから7話にかけて、監禁されて死亡するまでのシーンをゴールとして演じてきた面が強くあったので、手応えとしては、すごく良い環境で、良いものをやらせていただいたなというのがあります。

大樹くんとは、拉致・監禁されて以降のシーンではガッツリとお芝居させてもらいましたが、それまでのシーンではほとんど絡んでいなかったので、「きっと裏ではあんなことしているんだろう」みたいな想像をして、こちらも気持ちを高めていきました。なので、2人の演技がガチャンと当たった時は、現場の雰囲気含めて、すごく良いシーンになったのではと感じ取れて。総じて楽しくもあり、刺激もありで、すてきな現場だったなと思います。

佐藤:原作も読ませていただき鈴木潤というキャラクターは作品においてキーとなる人物だというのは自負していたので、演じるにあたってとても大きなプレッシャーを感じていました。どういう風に演じようかなとクランクイン前までは不安でしたが、座長の成田さん含めて、利久や吉川愛さんや共演者の皆さんに助けられて、役を全うできたんだなと改めて実感しています。

何より現場での学びがものすごく多かった作品だったと思います。たった2ヶ月ほどでしたが、僕にとって忘れられない夏になりました。特に利久は昔から知っていたし、同世代の仲間でもあったので、一緒にお芝居ができてすごくうれしかったです。

萩原:ずっとお互いに知っているし、知っていたからこそ、共演がまず決まって一緒になったと思いきや、全然会わないから。

佐藤:ほんとに監禁するシーンから3日間連続ぐらいしか会ってない。監禁のシーンなどが続くので、現場も重たくなるのかなって思っていたんですが、カメラが回っていないところでは常に3人(佐藤、萩原、吉川)でたわいもない話をしていて。リラックスした雰囲気で撮影に臨めたので、お2人にとても感謝しています。お2人は自分より若いのに、引き出しとか見せ方とか演じ方がすごいなって間近で勉強できたので、本当に楽しかったですね。

――蒼佑ロス、鈴木ロスになっている視聴者にメッセージを。

萩原:ロスを感じていただけるのはうれしいなと思いつつ、物語はまだまだ続くので、ちょっと頭の片隅に、たまに我々が匂ってくれれば。本編がどんどん進んでいくので、ぜひ最後まで結末を見届けていただきたいです。僕らもこれ以降の話はほぼ現場を見てないので、同じ目線で見届けることになる気がします。8話以降もぜひこのまま見続けてくれたらうれしいなと思います。

佐藤:原作でも描かれていない2024年でのオリジナルストーリーになっているので、僕らも視聴者としてすごく楽しみです。鈴木潤に関しては 7話までのあの時のあの行動がこういうことだったという伏線が回収されるシーンや回想シーンも出てくるので、顔に傷がある男との関係や花音との関係なども答え合わせができるようになっていると思います。原作ファンの方もそうでない方も楽しめる展開が待っていると思います。ロスって言ってもらえるだけありがたいですが、蒼佑と潤以外もすてきな魅力的なキャラクターだらけなので、ぜひ今後の展開や今後現れる事件の真犯人にも注目しながら最後まで楽しんでほしいなと思います。

――どんでん返し続きの『降り積もれ孤独な死よ』。2人が実は生きてたという展開は。

萩原:ロスって言っていただけただけでね、本当にありがとうございます。でも、生き返りません(笑)。
佐藤:それだけは(笑)。

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