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生放送中のテレビ番組に悪魔が降臨!?ホラー映画『悪魔と夜ふかし』ハロウィンシーズンに公開

ORICON NEWS / 2024年8月19日 22時44分

ホラー映画『悪魔と夜ふかし』10月4日公開 (C)2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES ALL RIGHTS RESERVED

 昨年、世界中を熱狂させた『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』と同じオーストラリアから誕生したホラー映画『悪魔と夜ふかし』が、10月4日より東京のTOHOシネマズ日比谷ほかで公開される(配給:ギャガ)。

【動画】ホラー映画『悪魔と夜ふかし』予告編

 1977年10月31日。視聴率調査週間にあたるこの日、放送局UBCの深夜のトークバラエティ番組「ナイト・オウルズ」では、司会者ジャック(デヴィッド・ダストマルチャン)が、生放送のオカルト・ライブショーで人気低迷を挽回しようとしていた。

 霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い……怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露される中、目玉企画としてルポルタージュ「悪魔との対話」著者のジューン博士と本のモデルとなった悪魔が憑く…という少女リリーが登場。視聴率獲得に必死のジャックは、“悪魔”を生出演させようと目論むが…。



 テレビ番組の生放送中に起きた怪異を“ファウンド・フッテージ”スタイルで描き、全米でスマッシュヒット。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが愛きょうと狂気が同居する複雑なキャラクターの主人公を怪演し、圧倒的存在感を示している。

 監督は、オーストラリアの鬼才コリン&キャメロン・ケアンズ兄弟。少女と悪魔を描いた『エクソシスト』(1973年)、『キャリー』(76年)、テレビショーを舞台にした『キング・オブ・コメディ』(82年)など70〜80年代の名作へのオマージュを盛り込みつつ、クール&レトロなビジュアルとリアルな映像演出で新たな恐怖を創出している。

 予告編は、生放送のオープニング、霊能力者と観客とのやり取り、それをニセモノだと声高に指摘する元魔術師など、オカルト・ライブらしい物々しくもエンタメ感溢れるシーンから始まる。そして、メインゲスト「悪魔との対話」の著者ジューン博士とモデルの少女リリーが登場。一見かわいらしい様子のリリーだが、ジューン博士の手助けのもと、TV史上初の“悪魔の生出演”を実現させるという。

 ジャックや観客が見守る中恐ろしい形相に変貌し、まるで悪魔のように声も低くなったリリーの姿にスタジオは騒然。悪魔が憑依した少女による超常現象が次々と起こる中、司会者のジャックは生放送をどう乗り切るのか?そして、悪魔から放たれた「久しぶりだな、ジャック」の真意とは?

 コリン&キャメロン・ケアンズ兄弟にとって、長編3作目となる本作が各国でスマッシュヒットした要因について、ここ数年のホラー映画の盛り上がりに加えて、オーストラリア発ホラー映画自体がルネッサンスにあるから、と分析。かつて1990年代後半にジャパニーズホラーが、派手なアメリカ発ホラーとは一線を画し、目に見えない恐怖心を煽りその独特の恐怖感で一躍世界を席巻したのと同様、現在のオーストラリア発ホラーもアメリカ映画とはまた違う、オリジナリティあふれる恐怖感でホラーファンを魅了。結果、『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』『レリック ―遺物―』『ババドック 暗闇の魔物』といった傑作が誕生したのではないかと話している。

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