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内田雄馬&島崎信長、『WIND BREAKER』Season2待ちきれず 展示会で思わず声出る「早く収録したい!」

ORICON NEWS / 2024年8月20日 14時31分

続編への期待を語った内田雄馬(C)ORICON NewS inc.

 声優の内田雄馬、島崎信長(※崎=たつざき)が19日、東京・松屋銀座8階イベントフロアで行われた『WIND BREAKER展』の取材会に参加した。

【写真】大迫力!漫画もアニメも満喫できるWIND BREAKER展

 週刊少年マガジン公式アプリ『マガジンポケット』にて連載中で、今年4月からはアニメ化され話題となっている『WIND BREAKER』。『マガジンポケット』の人気ランキングでは首位常連で、単行本は発売即重版を連発する、にいさとる氏によるヤンキー漫画。内田は桜遥、島崎は蘇枋隼飛の声を担当している。

 展覧会を見て回った内田は「今回の展示は『WIND BREAKER』の物語を、原作の時系列順に追っていけるような作りになっていました。同時にアニメの映像も並べてくださっていて、原作とアニメを同じ時間軸を一緒に楽しんでもらえる。自分たちも収録の時の思い出を振り返るような気持ちで歩かせていただきました。『WIND BREAKER』という作品の熱量を、この展示会からもすごく感じることができたので、すごくワクワクしながら楽しませていただきました」と振り返った。島崎は「入口から商店街と風鈴という!本当に原作やアニメの光景がフラッシュバックするような作りになってまして。1ヶ所1ヶ所で再現してる場所の作り込みがすごい。喫茶店の棚の中の食器まで再現してたりとか。わかる人にはわかる『この配置は、この2人の心の形を表してるんだな』みたいな、この展示を考えてくださった方、作ってくださった方が『WIND BREAKER』のこと本当に大好きなんだな、愛してくださってるんだなっていうことを感じられるような、すごくステキな展示になっています。きっとファンの皆さんにもすごく楽しんでもらえるんじゃないかなと。僕たちもすごく感動しました」と笑顔で語った。



 内田は「『WIND BREAKER』というお話は結構1本の線がしっかりある作品。で、その作品を作っていくにあたって、やっぱり桜の素直さはすごく大事だなと思ったんです。桜が成長していくということを丁寧に表現していくことが大事だと思っていて。なので桜のピュアな部分、どんなに小さなことでも積み重ねを丁寧にやっていくこと、これを大味にしないということが大事だったなと覚えています」と役作りを語る。「印象的なシーンとか、ここのシーンいいよね、というシーンがいっぱいあるんですけど、そのシーンがいいよねというだけじゃなくて、そこをどうつなぐか。そのシーンってこういうことが起きてるからいいよねじゃなくて、この積み重ねがあるからこのシーンに意味があっていいんだよねという作品作りになるように桜と向き合ってった感じです。ただ、彼はすごくピュアで素直なので、そのピュアとどう向き合うかみたいな。そこを丁寧に向き合って作っていくことが大事だった」と裏話を披露した。

 島崎は「『WIND BREAKER』の特徴は、もうスタッフさんの愛と熱力がすごいんですけど、内田雄馬が桜遥を真ん中でやってることが本当にまず第一だなって思ってます。今の話の補足みたいになるんですけど、桜くんってわかりやすく言うと、例えば照れて耳まで真っ赤になるシーンとかも多いんですけど、あれを雄馬くんは本当に孤独に生きてきて、人とのコミュニケーションの取り方とかがわからない青少年が、あの状況に直面したら素直にこういう反応になるだろうな、と真正面からピュアに演じている。みんなキャラクター性という意味で言うと濃いんですけど、人間として表現してるから、あざとくないというか、嫌な感じがしないんですよ。だからこそ愛せる。僕はほんとに素晴らしいなって思いながらやってます。それに呼応して自分の役作りの話もそうだし、他の方もそうだと思うんですけど、それぞれすごく強いフックを持ったキャラクター性なんですけど、役者たちがみんな人間として一人ひとり向き合っている。強いキャラクター性をぶん回して人気を取るんじゃなくて、この人が生きていたら、きっとこういう人生を送ってたんだなと想像したら、こういう風に発していくんじゃないかっていうものを、ちゃんと積み重ねていく」と分析する。

 続けて島崎は「『WIND BREAKER』は、実は王道な人間ドラマの部分が1番大事。派手な部分がいっぱいあるんですけど、実はすごく王道で。逆に言うとすごくトリッキーなことはしてなかったりもする。だからこそ王道の部分をきちっと埋めていかないと、アニメ化した時に原作の魅力が損なわれてしまうんじゃないかって思っておりまして。それは僕らだけじゃなくて、何よりスタッフの皆さんが丁寧に丁寧に埋めていってくださるなっていう印象があるので、 もう毎話は楽しくて楽しくて楽しくて好きで仕方がない現場です」と力強く語った。

 本展覧会では、まだアニメ化されていない部分も一部、声を当てている。「アニメのSeason1を経て、このタイミングで先にこのシーンををやらせていただいても、なんだか地続きで桜の気持ちがつながっていたような感覚はありました。アニメになった時は、またアニメとしての表現に変わっていくものなので、今回のこの展示でやらせていただいた表現は、今回しか聞けないものでもある。ぜひ今日この展示会に残してある桜の気持ち、桜の表現を皆さんには楽しんでいただきたい」と呼びかけた

 最後にファンへメッセージ。内田は「『WIND BREAKER』の世界を全身で味わえる展示会になっています。原作はもちろんですが、アニメのチームも原作の良さを余すとこなくアニメの中で表現しようと熱意を強く持って製作しています。ぜひ、皆さんには展示会で『WIND BREAKER』を体に染み込ませるぐらい感じていただいて、お家で『WIND BREAKER』の原作を読んで、アニメのSeason2を待ったり、心の中、頭の中を『WIND BREAKER』でいっぱいにしてもらえたらうれしいなと思っています!」とにっこり。島崎は「Season2を1番待っているのは俺たちだもんね」と話しかけ、内田も「本当に楽しみ!」と返答。展示を見ながら「早く収録したい!」と2人で声が出たという。

 そんな島崎は「私がアニメ『WIND BREAKER』、それに関わるいろんなコンテンツに関わってく中で、やっぱりうれしいなと思うのは、随所に愛を感じるとこなんです。原作は、当たり前ですけども、愛を込めて生み出された。その原作をお借りして、私たちはアニメに携わらせてもらってるんですけど、声の収録の現場で一緒に並んでる役者もそうですし、音の部門のスタッフの皆さん、もちろん監督も、絵のスタッフ、いろんなスタッフ、宣伝チームとかもなんですけども、関わってる人みんなが愛情を持っている。愛があるからこそ、とてもこだわれる。労力に対して、こんなに細かいところまでやる必要あるの?みたいなところでも愛があるから細かくこだわっちゃうし、そういう細かいところが全体のやっぱクオリティを押し上げて、皆さんに愛してもらえる原作の魅力をアニメという形で、原作の魅力をとてもよく表現できているすてきな作品になってるんじゃないかなって思って。いつも心があったかい気持ちになってます。今回の展示も随所から同じように愛を感じている。グッズとか見ても関わっているみんなが愛しているんだなと思いうれしくなりました。『WIND BREAKER』が好きな皆さんは来ていただいて絶対損はない。皆さんもきっと愛があふれてたまらなくなる、そんな場所になってると思います」と魅力を熱く語っていた。

 『WIND BREAKER展』は、漫画からアニメまで、『WIND BREAKER』のすべてが展示。にいさとる氏による描き下ろしキービジュアルをはじめ、原作の名シーンイラスト展示や立体造作、フォトスポットにアニメ映像展示と『WIND BREAKER』の魅力を余すことなく楽しめる。東風商店街の入り口ゲートから入場し、迫力のキービジュアルと、見覚えのあるあの看板がお出迎え。獅子頭連トンネルエリアは、ボウフウリンと獅子頭連が邂逅した“シマ境”を再現。漫画原稿やアニメの資料展示のほか、兎耳山・十亀の等身大パネルも展示。トンネルを抜けた先は…。喫茶ポトスフォトスポットも。テレビアニメ『WIND BREAKER』のキャラクターデザインを務めた川上大志氏が本展覧会のために描き下ろした桜、楡井、蘇枋、梅宮と一緒に写真が撮れるフォトスポットで、ポトスの落ち着いた空間の中、ことはが4人を後ろから見守っている。そのほか、漫画のイラストを使用した本展覧会オリジナル特別映像を上映。録り下ろし特別音声と共に『WIND BREAKER』の名シーンを楽しめる。

 同展は、9月4日まで東京・松屋銀座8階イベントフロアで開催中。

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