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ジャンプ長期連載は『ONE PIECE』だけで転換期 連載5年以下の作品が支える今…次の看板作に注目

ORICON NEWS / 2024年8月25日 10時0分

(C)週刊少年ジャンプ2024年36・37合併特大号/集英社

 人気漫画『呪術廻戦』(作者:芥見下々)が、9月30日発売の連載誌『週刊少年ジャンプ』44号で完結することが先日、集英社より発表された。あと5話で最終回を迎え、2018年3月の連載スタートから6年半の歴史に幕を下ろす。これにより『ジャンプ』で長期連載となったのは、連載27年の『ONE PIECE』だけとなり、『呪術廻戦』終了後の同誌は掲載19作品中18作品が連載5年以下となる。

【画像】『呪術廻戦』完結…『H×H』最新話掲載の告知ビジュアル

 現在、『週刊少年ジャンプ』では20作品が連載中で、1997年にスタートした『ONE PIECE』(ワンピース)が最長の27年連載中。今月5日に『僕のヒーローアカデミア』が連載10年の歴史に幕を下ろしたため、意外にも連載10年を超える作品は『ONE PIECE』だけとなっている。



 『ONE PIECE』に続いて長く連載している主な作品は、順に『呪術廻戦』(2018年)、『夜桜さんちの大作戦』(2019年)、『アンデッドアンラック』(2020年)、『僕とロボコ』(2020年)、『SAKAMOTO DAYS』(2020年)、『逃げ上手の若君』(2021年)、『ウィッチウォッチ』(2021年)、『アオのハコ』(2021年)で、これらの作品はアニメ化されている(アニメ放送前の作品を含む)。

 20作品中9作品アニメ化されており、ほかの11作品は2022年~2024年に連載がスタートしたもので、アニメ化はされていないが、『あかね噺』『キルアオ』『鵺の陰陽師』『カグラバチ』…と漫画賞にノミネートされたり、海外で高い評価を受けている作品が掲載されている。

 今回、『呪術廻戦』が9月に完結し、連載6年半の歴史に幕を下ろす。これにより『ONE PIECE』に続いて『週刊少年ジャンプ』で長く連載する作品は、連載5周年目の『夜桜さんちの大作戦』に。2019年に連載された作品は『夜桜さんちの大作戦』だけで、3番目に連載が長くなるのは2020年連載開始の『アンデッドアンラック』となり、連載5年以下の18作品が『週刊少年ジャンプ』を支える。

 なお、『呪術廻戦』連載終了後の次号(10月7日発売号)より、1998年に連載がスタートした『HUNTER×HUNTER』の最新話が1年9ヶ月ぶりに掲載されるが、ジャンプ編集部より「今後は週刊連載ではない掲載形態で皆様にお届けすることになりました」と告知されているため、ほか作品と同じように連載作品としてカウントするのは難しい。

 長期連載の『ONE PIECE』だが、2019年に作者の尾田栄一郎氏が物語について「あと5年で終わる」と発表しており、今年がその5年目。しかし発言後、1ヶ月の休載などもあり、スケジュールがズレたことも考えると、今年中に完結することはないかもしれないが、すでに物語は最終章に突入している。

 『ONE PIECE』の完結が近づく中、そして『週刊少年ジャンプ』で長期連載作品がほかにない今、間違いなく『ジャンプ』の転換期を迎えようとしており、これからジャンプを支え続ける作品に注目が集まる。

 なお、今年5月に集英社は「週刊少年ジャンプで今、最も勢いがあるといっても過言ではない」作品として『カグラバチ』を紹介しており、理由として全世界・多言語対象のサイマル漫画誌アプリ・WEBサービス『MANGA Plus by SHUEISHA』で、連載開始1週間で、第1話が世界閲覧数1位を獲得(2023年9月期・英語版)したとし、「2024年4月時点で9900万PV超えと、国内のみならず、海外でもその勢いはとどまることを知りません」と説明。『ONE PIECE』『呪術廻戦』が完結しようとも、『ジャンプ』のヒット作はすぐに誕生しそうだ。

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