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爆風スランプの不朽の名曲「大きな玉ねぎの下で」映画化、神尾楓珠&桜田ひよりがW主演

ORICON NEWS / 2024年8月20日 7時13分

神尾楓珠と桜田ひよりがW主演、爆風スランプの名曲から生まれた映画『大きな玉ねぎの下で』2025年2月7日に劇場公開決定 (C)2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

 今年40周年を迎えたロックバンド・爆風スランプの不朽の名曲にインスパイアされた映画『大きな玉ねぎの下で』が来年(2025年)2月7日に劇場公開されることが発表された。主演は、神尾楓珠と桜田ひよりが務める。爆風スランプのサンプラザ中野くん、パッパラー河合が、「泣ける」と太鼓判を押すコメントも届いた。

【動画】映画『大きな玉ねぎの下で』特報

 爆風スランプは、1984年にデビュー。1985年リリースのアルバムに収録された「大きな玉ねぎの下で」を、15枚目のシングル「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」として発売して大ヒット。『第40回NHK紅白歌合戦』でも歌唱され、CMソングとしても活用された。2000年代に入っても、多くのアーティストがカバーし、今もなお歌い継がれている。2019年には、ボーカルのサンプラザ中野くんが「令和元年Ver.」を発表し、再び注目を集めた。



 楽曲、映画のタイトルにもある「大きな玉ねぎ」とは、日本武道館の屋根の上に光る擬宝珠を指している。ペンフレンドの文通相手と初めて武道館で待ち合わせる淡く切ない恋模様が心地よいバラードソングとなり、数多くの人の心を震わせてきた。

 そんな楽曲を元に作られた映画で描かれているのは、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋するラブストーリー。令和と平成2つの恋が交錯し、2組の男女に1つの奇跡待ち受ける。SNSで簡単につながれる時代に、あえて手書きで心の声を綴りながら関係を築いていくノスタルジックな世界観で、80年代を駆け抜けた名曲をスクリーンに映し出す。

 神尾が演じるのは、将来に希望の持てない大学4年生、堤丈流。神尾は「丈流は、就活生ならではの悩みや、美優や家族との関係性もすごく等身大なので、あまり作りすぎずに素で演じられたと思います」。

 丈流とは対照的に自分の夢をまっすぐに追う看護学生、村越美優役を桜田が演じる。桜田は「美優は、真っ直ぐな性格でありながら、あまのじゃくなところも持っています。なんだか憎めなくて愛らしい美優が伝わるとうれしいです」と、それぞれコメントを寄せている。

 解禁となった特報では、冒頭から楽曲「大きな玉ねぎの下で」のアカペラが響きわたり、優しく切ない歌声に包みこまれる。そんな主題歌「大きな玉ねぎの下で」をカバーしているのは、SNSで話題のあの人。主題歌アーティストは近日改めて解禁となる。

 映像では、神尾が演じる丈流と桜田が演じる美優がそれぞれノートを書いているカットから始まる。2人は、昼はカフェ、夜はバーになるお店でそれぞれ働いているため、顔を合わせることはない。そんな中、連絡用のバイトノートで心を通わせ、顔も知らない相手に恋する物語が動き出す。映像の終盤では、2024年から1989年まで遡り、手紙を通したもう1つの恋の物語が。時代が交錯する展開に興味がかき立てられます。

 映画本編で、手書きの文字を通して顔も知らない相手に恋する丈流と美優。ティザービジュアル用のスチール撮影では、実際に武道館をバックに神尾と桜田が話している様子を撮影。自然体の2人の柔らかい空気感が伝わるビジュアルに仕上がっている。右上には、タイトルの玉ねぎにちなみ「恋ってときどき、目にしみる」というコピーが載せられており、楽しい時間だけではない恋の切なさを感じさせる。

 本作の企画者であるプロデューサーの宇田川寧氏は「モチーフとする楽曲は、偶然にも中村航氏とご縁のあったサンプラザ中野くん率いる爆風スランプに快諾いただき、名曲『大きな玉ねぎの下で』に決定しました。リアルタイムなコミュニケーションが当たり前になっている今だからからこそ現代人の心に響く、エモーショナルで美しい令和の恋愛映画になっております」とアピールしている。

 監督を務める草野翔吾は「この曲の世代の方もそうでない方も、主人公たちの世代の方もそうでない方も楽しんでもらえる作品になったので、ぜひ劇場でご覧ください!」と自信をのぞかせている。

 爆風スランプのボーカルであり、「大きな玉ねぎの下で」の作詞者でもあるサンプラザ中野くんは、「武道館初公演の空席をこの歌で誤魔化そうと目論んだとき、39年後にこんな神展開があろうとは思ってもみませんでした。今とても幸せです。これからご覧になる皆様、間違いなく日本で一番泣ける恋愛映画です。お楽しみください」と並々ならぬ想いをコメント。

 同じく爆風スランプのパッパラー河合も「軽い気持ちで試写会に出かけたんですね。おったまげました。泣いてしまった自分に。友人からは『オマエは冷たいヤツだ』と言われてるんですよ。でも心が揺さぶられたんです、ホントに」と熱い想い明かしている。

 また、映画『大きな玉ねぎの下で』とは別のストーリーが描かれる小説が、今月22日に発売され、「ベツコミ」(小学館)にて小説のコミカライズが10月号(9月13日発売)から4ヶ月連続で連載されることが決定。

 小説「大きな玉ねぎの下で」の著者は、映画のストーリー原案者であり、ベストセラーとなった『100回泣くこと』ほか、『トリガール』など映像化作品も多く排出している中村航氏。「ついに叶いました。とてもうれしい!!青春の忘れ物を取り戻したような気分です。まっすぐな気持ちで書きました。とメッセージを寄せている。

 小説の表紙は、エモーショナルなイラストがSNS上で話題となったまかろんKの描きおろし。表紙に描かれている女の子からは、会えない時間に相手を想う恋心が伝わってくるようだ。コミック版では、透明感あふれるタッチが魅力の庭のこころが、ちょっぴりもどかしい恋模様をフレッシュに描く。

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