1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

無料映像配信サービス「FAST」韓流を加えた11チャンネルで本格サービス開始

ORICON NEWS / 2024年8月20日 10時0分

「FASTチャンネル」スマートTVの画面イメージ

 北米やアジアで急成長中のストリーミングテレビの日本版「FASTチャンネル」が本日(20日)よりサービス開始となった。6月20日に発表された第1弾ラインナップの10チャンネルに「韓流」を加えた11チャンネルがそろっている。

【写真】楽しみが盛りだくさん!「FAST」の魅力は…?

 「FAST」とは、「Free Ad-supported Streaming Television」の頭文字をとったもので、無料広告型ストリーミングテレビの略称。各社が持つ動画コンテンツを自由に編成するシステムをBBMが開発・提供している。

 映像コンテンツを持つ多くの事業者にとっては、衛星放送など有料プラットフォームのビジネスモデルの基本であった、プロバイダーから支払われる配信料金が存在せず、広告収入のみで成立するビジネスモデルのため、参入障壁の低さから新たな収入源として注目されているサービス。



 視聴者にとっては、従来のテレビ放送のように、チャンネルを選択するだけで番組が次から次へと流れてくるため、膨大な映像の中から見たい番組を探す手間なく、好きなジャンル(チャンネル)の番組を無料で気軽に楽しめるところがメリット。海外では、SVOD(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド=定額制動画配信サービス)の視聴を上回る勢いで急速に伸びている。

 日本版「FASTチャンネル」は、海外のモデルと同様にスマートTVの視聴に力を入れていく予定。大阪ガスの「スマイLINK」のスマイLink TV Stickユーザーと、レオパレス21の「LEONET」のLife Stickユーザーならびに、GoogleTVやFireTV向けの「FASTチャンネル」アプリや、スマートフォンやPCのWebサイトで視聴が可能となっている。

 今冬からは各チャンネルの番組を見れば見るほどVポイントが貯まる新サービス「(仮称)V FAST ch」をテレビ(GoogleTV、FireTV)やスマートフォン向けのアプリ(iOS、Android)として提供開始することも決定。

 「Vポイント」は、日本全国の提携店舗やオンラインサービスなどで貯めて使えるほか、Visaのタッチ決済でも貯まる共通ポイントサービス。動画を見て貯めたVポイントは、日本全国のVポイント提携先や世界のVisa加盟店で幅広く使うことができる。

■会社名・チャンネル名(チャンネルジャンル)※五十音順

1.UUUM株式会社「とりあえず」(エンタメ)
2.株式会社オースタンス「ウェルネスチャンネル」(健康)
3.株式会社キッズステーション「キッズステーションEX」(キッズ)
4.株式会社Carry On「つまみ堂」(フード)
5.株式会社COPUS JAPAN「韓流チャンネル」(韓流)
6.株式会社JTBパブリッシング「観るたび PRODUCED by るるぶ」(旅行)
7.スナップディッシュ株式会社「今日のごはん、なに?」(料理)
8.名古屋テレビ放送株式会社「キャンプ・アウトドアチャンネルPowered byハピキャン」(キャンプ)
9.日本映画放送株式会社「時代劇TV(Powered by 時代劇専門チャンネル)」(時代劇)
10. 株式会社日本ビジネスプレス「ビジネス・プレミアムチャンネル」(ビジネス)
11.リンクキャスト合同会社「ペットTV」(ペット)

■今後の展望

 日本国内で2024年8月~2027年度中までの期間に、プラットフォーム数の拡大も進め、3000万人のユーザー登録数を目指します。またチャンネル数を、今年末に20チャンネル、そして今年度末までに30チャンネルに拡大し、より多様なジャンルの番組が楽しめるよう、様々な事業者とアライアンスを進めサービスを順次拡大する見通し。

 直近では、名古屋テレビを始めとした全国のケーブルテレビ局とも「FASTチャンネル」参入の可能性を探っており、熱量の高い地方のローカル番組を巻き込んで各地方にもユーザーを増やしていく計画だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください