柔道カナダ代表で金メダル・出口クリスタ、競技者から離れ休養期間へ「柔道をもっと好きになって戻ってきたい」

競技者を離れ休養期間に入ることを明かした出口クリスタ （C）ORICON NewS inc.

　パリ・オリンピック柔道女子57キロ級で金メダルを獲得した長野県出身でカナダ代表の出口クリスタ（28）と同52キロ級に出場した妹のケリー（25）が20日、都内で行われた『パリ2024オリンピック チームニッセイ 報告会』に参加。クリスタは報告会後の取材で「いったん競技者としての柔道からは離れる」とし、一時休養すると明かした。

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　今後の目標を問われたクリスタは「今のところ次の目標は立っていない。今年は選考会で勝ち残るためにたくさんの試合に出て、ちょっと今疲れている状態なので、一旦ちょっと競技者としての柔道から離れる。“シンプルに柔道をやる人”というか、試合に勝つための練習じゃなくて、自分が強くなるためだったりとか、今回ダメだったところを直せるような練習をとりあえずして、その先に次があると思うので、ひとまずちょっとお休みが欲しいです」と話す。

　卓球でメダルを2つ獲得した早田ひなも報告会に参加しており、すでにトレーニングをしているという話があったことに触れ「もうトレーニングしてるって聞いてびっくりしたんですけど、自分はあと2ヶ月ぐらい休みが欲しいと思ってるので、その中で好きなことやりたい。柔道が嫌いになったとかではなく、もっと好きになれるようになって戻ってこれたらなと思っています」と今後の展望を語った。

　報告会にはほか、卓球・早田ひな、陸上・桐生祥秀も登場。司会はお笑いトリオ・ハナコの岡部大、馬場典子アナウンサーが務めた。