伊原六花、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』で迷えるファッション誌編集者に 天海祐希、大橋和也との場面カットも公開

映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」（12月13日公開）に伊原六花が出演 （C）2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会

　俳優の伊原六花が、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』（12月13日公開）に出演することが決定した。伊原は“ふしぎな世界に誘われる”ファッション雑誌の編集者・相田陽子（あいだ・ようこ）に起用。すでに出演が発表されている大橋和也（なにわ男子）演じる等々力小太郎の大学時代の後輩を演じる。

【写真】大橋和也との場面カット

　今作は人気児童小説シリーズ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』（作：廣嶋玲子氏、絵：jyajya氏／偕成社）を主演・天海祐希、監督・中田秀夫氏により実写映画化。老若男女、幸運な人だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いがかなう「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末（てんまつ）を描く。

　ハイファッションに身を包んだ、大手出版社のファッション雑誌『エレガンス』の編集者・陽子（伊原）は、映画オリジナルキャラクター。もともとは児童書の編集部への配属を希望していたが、SNSでトレンドを発信していく方針のファッション雑誌編集部への配属となる。おしゃれに疎い陽子は四苦八苦するが、ある日突然＜銭天堂＞で紅子（天海）との出会いが訪れ、運命が変わる。“ふしぎ駄菓子”によって、みるみるうちにおしゃれな陽子へ変ぼうを遂げるさまを力強く熱演する。

　たくさんのふしぎ駄菓子に囲まれた「銭天堂」を背景に作られた“ふしぎ”な世界観のビジュアルが完成。背景には、飲むとスピーチが苦手な人も上手に話せるようになる「スピーチジュース」や食後に一粒食べるだけで歯がピカピカになり、歯磨きをしなくてもいい「歯磨きナッツ」、食欲をコントロールできるようになりダイエットができる「コントロールケーキ」など、夢のような駄菓子がふんだんにあしらわれている。おしゃれに疎いがゆえに自信が持てない陽子にパワーを与えるかのような夢見るビジュアルに仕上がっている。

　幸運の客の一人である陽子と店主・紅子との貴重な＜銭天堂＞での場面写真も初解禁。幸運の客のみが訪れることができる＜銭天堂＞には、なんと陽子の姿が。おしゃれに疎くて職場の同僚に気後れしてしまうが、「認められたい」と思っている陽子は＜銭天堂＞で「もっとおしゃれになりたいです」と自身の願いを紅子へ告げる。

　すると、“おしゃれサブレ”という、食べると自分にぴったりのおしゃれな品が光って見えるようになるという“ふしぎ駄菓子”を陽子に差し出す紅子。そんな＜銭天堂＞でのやりとりが描かれる貴重なシーンが解禁した。この“おしゃれサブレ”は、原作で物語化されていない駄菓子となっている。

　大学時代の先輩である小太郎に悩み相談をしていた陽子が、少しずつおしゃれになってSNSのイイネが増えたことを報告する幸せそうな様子の2人の姿も新たに解禁。実は、密かに陽子に想いを寄せている小太郎。陽子と小太郎の恋の行く末は…。そして、ここから先“おしゃれサブレ”によって陽子は、自分の望む姿に変わっていけるのか。

　また、キャスティングをした今安玲子プロデューサーは「欲望に翻弄され自分を見失うような困難なシーンでも繊細に心情を体現されていて、その表現力と思い切りの良さで私たちの想像を超える陽子をつくり上げてくださいました。今までにないくらい感情の振れ幅が大きい伊原さんをスクリーンで見届けてほしいです」とコメントを寄せている。

■伊原六花コメント

相田陽子を演じました、伊原六花です。
年齢を超えて愛されている銭天堂の世界に参加できること、心からうれしかったです。
願いを叶える不思議な駄菓子たちはいつだって心がときめくし、
尽きない願いのあとに来る深い後悔も胸に手を当て思いあたる気がしました。
そんな願いを叶えてくれる、銭天堂の不思議な世界に魅入っていると、
いつの間にかスピードを上げながら、形を変えていく願いに、
脚本を読んだ時も撮影が始まってからも、ドキドキが止まりませんでした。
丁寧で、熱量のある中田（秀夫）監督のもと、天海さんはじめ、すばらしいキャストや
スタッフの皆さんとの時間はとても温かく、刺激的でした。
人間らしくもがいている陽子もとても愛おしかったです。
たくさんの方に届きますように。よろしくお願いします。