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朝ドラ『おむすび』阪神・淡路大震災を描く 被災者・新納慎也「僕にとっても、今の日本にとっても意味がある」

ORICON NEWS / 2024年8月21日 15時5分

阪神淡路大震災を描く『おむすび』について語った新納慎也(C)ORICON NewS inc.

 俳優の新納慎也が21日、兵庫・神戸市内で行われた連続テレビ小説『おむすび』(9月30日スタート 月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)のロケ取材会に出席した。

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 今作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、平成青春グラフィティー。

 新納が演じる若林建夫は、神戸市役所の職員で、米田家が営む理髪店の常連。さくら通り商店街にアーケードを設置する計画の担当者で、聖人に商店街側の責任者になるよう依頼する。震災時の対応、そしてその後の復興に奔走する…といった役どころだ。



 「神戸出身なので、今回のドラマはとてもうれしい」と出演を喜んだ新納は「どことは言いませんが、実家もそこら辺に見えてます。このあとは実家に帰ります(笑)。それくらい近い地元でこの役をやらせてもらえることはすごくうれしく思います」と白い歯をみせた。

 また、劇中で描かれる阪神・淡路大震災について自ら触れ「当時、大学生。実際に神戸で被災しました。生まれて初めて体感した地震が阪神・淡路大震災」と明かし、「ウチの家族は大丈夫でしたが、友達やいろんな人が亡くなりましたし、育った街がぐちゃぐちゃ、ホコリまみれになった景色を見た」と回想する。

 被災を経験して以来、東日本大震災や能登半島地震等の震災をニュースで目にするたびに当時の記憶がフラッシュバックし「古傷がヒリヒリする」ような感覚もあるという。それでも「この作品は僕にとっても、今の日本にとっても意味がある」といい「このドラマを通じて能登をはじめ、被災で苦しんでいる地域の方が『そうだ、神戸はこうやって立ち上がったんだ』と元気になっていただければと思います」と願った。

 取材会にはそのほか、ヒロイン・米田結役の橋本環奈、靴店店主・渡辺孝雄役の緒形直人が出席した。

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