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山中瑶子監督、カンヌでの受賞にしみじみも「実感って、どうやってわくんですか?」 河合優実&金子大地&寛一郎は思い出トーク

ORICON NEWS / 2024年8月22日 19時23分

カンヌでの受賞を語った山中揺子監督(C)ORICON NewS inc.

 俳優の河合優実、金子大地、寛一郎、山中瑶子監督が22日、都内で行われた映画『ナミビアの砂漠』(9月6日公開)のジャパンプレミアに登壇した。

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 本作は、『第77回カンヌ国際映画祭』で将来有望として選出された作品を紹介する監督週間部門に選出され、国際映画批評家連盟賞を受賞した。同映画は、河合演じる21歳のカナの物語。将来のことを考えるのはあまりに退屈で、自分が人生に何を求めているのかさえわからないカナは、何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしに思っていた。同せいしている彼氏のホンダは、家賃を払ったり料理を作ったりしてカナを喜ばせようとする。しかし、自信家のクリエイター・ハヤシとの関係を深めていくうちに、カナは彼を重荷に感じ始める、といった内容。



 山中監督は、受賞について向けられると「自分が映画を好きで目指して時に、見て影響を受けたり、圧倒された映画ばかり。ピンとは来てないです(笑)」と正直に話す。実感はわいたのか聞かれると「実感って、どうやってわくんですか?」と逆質問しながらも「見てもらえて、やっと実感できるかもしれないですね」としていた。

 キャスト陣も渡仏していた。受賞の反響について寛一郎は「グループLINEにすごい量のLINEが飛び交ってましたよ。時差あって、僕は眠かったんですけど」と打ち明けると、河合も「あまり浮上してなかったね」と同調して笑いが。河合は「(カンヌは)楽しかったですね。カンヌにみんなで行けたことで仲が深まったような気がしました」と明かす。金子は「もう最高でした。海外の映画祭はカンヌが初めてで。ぜいたくだなと。完全に浮かれてました」と天真らんまんな笑顔で話すと、寛一郎は「1番、楽しんでいたね」とつられて笑っていた。

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