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桂ざこばさんは「初めての男」だった… なるみが「ざこびっち」男気秘話明かす

ORICON NEWS / 2024年8月21日 19時59分

『桂ざこば お別れ会』に出席した(左から)なるみ、池乃めだか(C)ORICON NewS inc.

 6月12日に76歳で亡くなった上方落語家・桂ざこばさんの「お別れの会」が21日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで執り行われた。

【写真】温かく見守られながら…桂ざこばさんのお別れ会の祭壇

 大先輩・ざこばさんからかわいがられたなるみ(52)は、二部で池乃めだか(81)とともにステージにあがり、「ざこば師匠、こんなムチャぶりありますか?」と祭壇に語りかけた。ある時は共演者と「アンタとは合わん」と激怒し、ある時は「二日酔いどころか酔っぱらい状態」で現れ、ある時は「夕日を見ては泣き、気に入らないことがあれば、タバコを吸いに行った」というざこばさん。なるみは「そんな大人は初めて見ました」と懐かしんだ。

 なるみが「ざこびっち」と呼ぶ姿を、ざこばさんの周囲では「生意気やな」と思う向きもあったという。ある日、ざこばさんに食事に連れていってもらった店の女将も、その一人。ざこばさんは、女将に対して「こういう関係性があるから」と説明してくれ、なるみは「そんな人は初めてでした。だから“初めての男”なんです」と感謝を伝えた。



 サンケイホールブリーゼ(旧サンケイホール)は、桂米朝一門が独演会に使用してきたホール。出囃子とともに幕が開くと、ステージには祭壇、その横には寄席の高座があった。笑顔のざこばさんが、高くから見守った。献花の時間には、ざこばさんの落語の音声が流れた。

 一部は一般向け、二部は関係者に向けて開かれ、計1000人が偉大な落語家をしのんだ。『テレビ三面記事 ウィークエンダー』『そこまで言って委員会』などテレビでも幅広く活躍したとあって、お笑い芸人、タレント、俳優らが事務所の垣根を越えて集った。大阪だけでなく、東京からの来場や供花も多数あった。

 ざこばさんは1947年9月21日、大阪市生まれ。63年、三代目桂米朝さんに入門。桂朝丸時代を経て、88年に二代目桂ざこばを襲名。上方お笑い大賞、上方お笑い大賞、大阪市民表彰受賞などを受賞した。愛を込めた忌憚(きたん)のない物言いで、バラエティー番組などでも幅広く愛された。

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