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日本初の1イベントで世界戦7試合+那須川天心戦 会見で中谷潤人や井上拓真が意気込み

ORICON NEWS / 2024年8月22日 13時46分

『Prime Video Boxing 10』会見に出席した(左から)岩田翔吉、寺地拳四朗、中谷潤人、井上拓真、ユーリ阿久井政情、堤聖也 (C)ORICON NewS inc.

 Prime Videoは22日、『Prime Video Boxing 10』として、10月13日、14日の2日間にわたって東京・有明アリーナで行われる中谷潤人、井上拓真、田中恒成、ユーリ阿久井政悟、アンソニー・オラスクアガのタイトルマッチ、寺地拳四朗、岩田翔吉の王座決定戦の7試合のボクシング世界タイトル戦に加え、那須川天心のWBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦を独占ライブ配信することを発表した。同日に会見が行われた。

【動画】兄・井上尚弥が刺激に…井上拓真、堤聖也との“因縁対決”で4団体統一に意欲

 拓真は「このようなビッグイベントに参加できて、うれしく思います。今回も日本人対決。自分自身、熱くなる部分もありますし、見ているファンの皆さんも熱く盛り上がる試合をしたいと思います」とする。兄・井上尚弥が成し遂げた4団体王座の統一。「先に見据えている統一戦に向けて、しっかり勝ちを収めたい。もともと兄が持っていた4団体を返上して、自分がバンタム級に下げて、1本目のベルトを取った。自分は4団体統一すると公言している。しっかり勝ちを収めて次のステージに行きたい」と宣言した。



 寺地は「ずっとライトフライで統一を目指していたんですけど、今回はフライ級に転向。新たな気持ちで次の試合を迎えられるのかな。減量苦も少し減るので、より強い拳四朗を」と語った。痛めていた右拳の状況については「今は100%で打てている。スパーリングも充実している」と万全を強調していた。阿久井は「このような大きいイベントの1部に組み込んでもらって感謝しています。先ほど拳四朗選手も言ったようにフライ級も盛り上がって、強い選手が参戦してきて注目される階級。自分も目立てるように。『フライ級に阿久井あり』というのを見せたい」と力強く語った。岩田は「約2年前に世界初挑戦で負けてから、すごく苦しい時間もありましたが再挑戦の機会をビッグイベントでやれることをうれしく思っています」とし、再起以降は4連続KOで「ボクシング面もなんですけど、精神的に強くなったと自負しています」と思いを語った。中学や高校で出会った拓真や田中と共に世界に挑む。「しのぎを削ってきたライバルたちが、このようなすごいチャンピオンになっていて刺激をもらっている。負けないようにインパクトを残す試合をしたい」と気合十分だった。

 中谷は前の試合で1RでKOする衝撃の勝ちを収めた。「スムーズに出したパンチがキレイに当たった」と振り返ると「たくさんの方にインパクトを与えた試合になったのかな」と話していた。今回の防衛戦については「久しぶりのサウスポーの選手。そういう意味でも楽しみながらサウスポー対策をして、しっかり自分の強さを発揮できるような体を作れたら」と意気込み。パウンド・フォー・パウンド(PFP)1位をかねてから目標に掲げている。「ノックアウトを目標にして、たくさんアクションを増やしたい。そういった動きをできるように練習で激しく追い込んでいきたい」とする。

 田中は残念ながら前回の試合が中止となった。「あの時に自分の感情にまかせて怒りをぶつけてしまったら、あの日のマイクはなかった。その日の夜も会長やトレーナーが一緒にいてくれて、言葉をかけてくれた。練習もすぐに頑張って、ここまでこれた。そういう意味ではよかったです」と明かす。今回への意気込みを問われると「前回の試合を見られなかった人も、会長もトレーナーも悔しい思いをしていると思う。その分もいい内容でスッキリとした勝ち方をしたい」と力を込めていた。

 ボクシングで初のタイトルマッチとなる天心は「5戦目でタイトルに挑戦することができて、うれしく思います。世界を取るために日本では東洋かWBOのベルトが必要らしいので、そこの過程に過ぎない。しっかり集中して、いつも通り、いつも以上にやっていきたい」と静かに闘志。「テーマは引き続き一緒。前回で那須川天心の強さを見せることができたので、引き続き見せていく。心、体、気持ちを全て整えて、しっかり倒す。流れの中で戦うことができたので、引き続きやっていきたい」とした。7試合の世界戦と自身の試合というイベントに参加する思いも。「2日連続でやるのは、なかなかない。インパクトのある興行。その気分でお客さんにも来てほしい。僕も含め選手、陣営も、今回でボクシングを見てもらう機会が増えると思うので、そこでどうやってお客さんに思いを届けるかっていうのがテーマになると思います」とスター選手らしく語っていた。

 これまで『Prime Video Presents LIVE Boxing』として、天心のプロデビュー戦から第4戦まで、村田諒太、井上尚弥、寺地、中谷、井上拓真らの熱戦を配信。節目となる10回目を迎え、イベント名を『Prime Video Boxing』と改称する。

 その第10弾となるイベントは、 天心の地域王座初挑戦試合と中谷潤人、拓真らの世界タイトル戦7試合が2日に分けて東京・有明アリーナで開催される画期的なイベントに。1つのイベントで7試合のボクシング世界タイトル戦が行われるのは日本初の試みとなる。

 両日共にPrime Videoで独占配信される。

【10月13日】
■WBA 世界バンタム級タイトルマッチ
王者 井上拓真(28) vs 挑戦者同級3位 堤聖他(28)

■WBC世界フライ級王座決定戦
1位 寺地拳四朗(32)vs 2位 クリストファー・ロサレス(29)

■WBA 世界フライ級タイトルマッチ
王者 ユーリ阿久井政情(29) vs 挑戦者同級 15位 タナンチャイ・チャルンパック(24)

■WBO 世界ライトフライ級王座決定戦
1位 岩田翔吉(28) vs 2位 ハイロ・ノリエガ(31)

【10月14日】
■WBC 世界バンタム級タイトルマッチ
王者 中谷潤人(26) vs 挑戦者同級1位 ペッチ・ソー・チットパッタナ(30)

■WBO 世界スーパーフライ級タイトルマッチ
王者 田中恒成(29) vs 挑戦者同級5位 プメレレ・カフ(29)

■WBO 世界フライ級タイトルマッチ
王者 アンソニー・オラスクアガ(25) vs 挑戦者同級1位 ジョナサン・ゴンサレス(33)

■WBO アジアパシフィック バンタム級王座決定戦(10回戦)
1位 那須川天心(26) vs 2位 ジェルウィン・アシロ(23)

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