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映画『ブルーピリオド』眞栄田郷敦×高橋文哉、物語の終盤の海シーンを切り取った場面写真解禁

ORICON NEWS / 2024年8月23日 8時54分

映画『ブルーピリオド』(公開中)(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

 山口つばさ氏による同名漫画を眞栄田郷敦主演、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりらの共演で実写映画化した『ブルーピリオド』(公開中)より、主人公・矢口八虎(眞栄田)がユカちゃん(高橋)を助けに行く“夜の海”シーンの撮影風景を切り取った場面写真が解禁された。

【画像】眞栄田が撮影した高橋のオフショットほか場面写真

 同映画は、周りの空気を読んで流れに任せて生きてきた高校生の主人公・八虎が、1枚の絵をきっかけに国内最難関の美術大学を目指して青春を燃やす受験物語。

 “夜の海”シーンは、自身の将来に思い悩み、夜の海に来てしまったユカちゃんを、受験を2日後に控えた八虎が助けに向かう原作でも人気のシーン。ユカちゃんが藝大の一次試験を途中で抜け出したと聞いた八虎は心配になり何度もユカちゃんに電話をかける。小田原の海にいるというユカちゃんは「今から来ない?」と八虎を誘うが、受験を控えた八虎は戸惑いの表情。



 今回解禁された場面写真は、そんな八虎がユカちゃんからの誘いを受け、自分の将来と友人、どちらを選択するか苦悩する姿や、海辺で思いつめた表情のユカちゃんが切り取られている。

 電話を切った後、悩んだ末に八虎はユカちゃんがいる海まで向かうことに。海の中に入っていくユカちゃんを見つけた八虎は、自身も海に入ってユカちゃんの手をつかみ助け出す。そんな海の中で2人が向き合う幻想的な姿を切り取った場面写真も解禁された。

 海に入っての撮影は衣装が濡れてしまうため、本番では一発撮りを求められていたという。そのため、夜に控えた撮影へ向けて昼から何度もリハーサルを重ねた眞栄田と高橋。ユカちゃんのもとへ走っていく途中で八虎が転んでしまうというリハーサルの中でうまれた演出について、眞栄田は「普通に走ってしまうとかっこよすぎるし、高校生ならではのがむしゃらさを出したいと監督から言われたこともあって“靴が脱げなくてこけてしまう”という芝居を入れました」と八虎の必死な様子を表現したオリジナルの演出を語った。

 また撮影時を振り返り、高橋は「何回砂浜でリハをしても海の中に入ると全然違って、自分と水平線の間にだれもいなくなるその一瞬で一気に気持ちが変わりました。海の中に入っていくにつれて、どんどん周りの音が聞こえなくなって吸い込まれていく感覚がありました。ユカちゃんの心情を理解していたつもりでしたが、これはいくらリハを重ねても気づかなかった感覚だなと感じましたし、一発勝負という新鮮なものを創っているんだなと思いました」と、キャラクターが憑依したかのような当時の心情を話した。

 さらに、ユカちゃん役の高橋がピースしてこちらを見つめる貴重なオフショットも解禁。こちらは眞栄田が写ルンですで撮影したもの。緊張感あふれる夜の海のシーンとは対照的に、リラックスした表情の高橋が写っている。小田原の海から出たあと2人が“お互いの体”を描くシーンも映画本編の見どころだ。

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