小芝風花＆大島優子、“遺留犬”めぐる謎に奔走 『GO HOME』次回ゲストに大後寿々花＆宮本茉由

『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』第7話に出演する（左から）大後寿々花、宮本茉由（C）日本テレビ

　俳優の大後寿々花と宮本茉由が、小芝風花が主演を務める日本テレビ系土ドラ9『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』（毎週土曜　後9：00）の第7話（9月7日放送）にゲスト出演することが24日、発表された。大後が犬を遺して謎の死を遂げた女性、宮本がトリミングサロンのトリマーを演じる。

【場面カット】“遺留犬”に戸惑う桜（小芝風花）

　今作は、全国に2万体も存在するどこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰す「警視庁身元不明人相談室」が舞台となる。自ら志願して配属された変わり者・三田桜（小芝）と、性格も趣味もまるで正反対な10歳上の同期・月本真（大島優子）が、遺体に残されたわずかな手がかりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマで完全オリジナルストーリー。身元不明の遺体からはじまり、秘められた死者の思いを描く。

　第7話では、身元不明の遺体の“遺留犬”をめぐる謎にバディが奔走する。物語がはじまるきっかけとなる犬を遺して謎の死を遂げた若い女性・チアキを演じる大後は「役のバックグラウンドや生き方をスタッフ・キャストの皆さまと一緒に、想像を楽しむ余白を持ちながらも深く、濃く、考えた作品となりました。人はさまざまな悩みや葛藤を抱えながら生きていますが、チアキは最後まで自分の気持ちに正直に、そして自分の心を大切に生きる道を探していたと思います。生きていれば物語に続きがあったと思いますが、私たちが生きている時間は無限ではないこと、だからこそ今、自分の想いを相手に伝える大切さをこの物語から感じました」と思いを寄せ、「小芝風花さんと大島優子さんは1シーンしかご一緒できなかったのですが、チアキの想いが届くとても大切なシーンとなっています。ぜひご覧ください」と期待を高めた。

　物語の鍵を握るトリミングサロンのトリマーを演じる宮本は「1話からドラマを見させていただいていたので、オファーのお話を聞いた時は本当にうれしかったです。大切な人を突然失う登場人物たちを決して他人事だとは思えなくて。毎話涙を堪えながら見ています。同じような気持ちで悩んでいる人たちの力に少しでもなれないかなと思い、台本と向き合いました」とコメント。「多様性の時代とはいえ、それぞれの人の考え方もありますし、まだまだ課題がたくさんあると思います。それでも、ただ人を愛するということはみんなが自由で誰にも止めることはできなくて、そう思える人と出会えることもまた奇跡だということに真由美を通して感じることができました」と撮影を振り返った。

　そして「ゲスト出演ということで、クランクインの前日は本当に緊張したのですが、小芝さんも大島さんもフレンドリーにお話ししてくださってとてもありがたかったです。大切な人の死は誰しも突然起こりうると思います。きっとそんな日がみんな来る。でも、その時が来た時に、後悔がない日々を過ごしていこうと思える、切ないけど明るい気持ちになれるそんなお話になっていると思います！ぜひ見てください」と呼びかけた。

　チアキの父親は、金田明夫が演じることも発表され、同話の最新シーンカットも公開された。身元不明の遺体が愛犬に託した思い、本当に帰りたい場所とは。