黒島結菜、丸山礼と映画共演も記憶喪失「焼肉屋さんで会いましたよね」

丸山礼と共演も記憶を失っていたことを明かした黒島結菜（C）ORICON NewS inc.

　俳優の黒島結菜が26日、都内で行われた映画『夏目アラタの結婚』ナイトプール公開直前イベントに共演の丸山礼とともに登壇した。

【写真】乾杯～！仲良く笑顔で写真に応じた丸山礼と黒島結菜

　本作は、事件の真相を探るために連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる、衝撃の獄中サスペンス。日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役を柳楽優弥。物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠（しながわ・しんじゅ）役を黒島が、丸山は真珠に心酔するアラタの先輩・桃山香を演じている。

　撮影では、死刑囚と児童相談員としてアクリル板越しでのシーンで対峙した2人だが、休憩時間なども会話はなし。黒島は「自分のことでいっぱいいっぱいだったので余裕がなかった。集中しすぎて記憶もなくしちゃうくらい…」と入り込んでいたよう。

　すると丸山は「本当にむちゃくちゃ役になりきっていて。立っているだけで怖いくらい」と、真珠としての黒島に感服しつつ「撮影が終わって半年後に、たまたま道でお会いして。『あ～！』って言ったら『あ～えっと…焼肉屋さんで会いましたよね』って言われて。違います、映画で共演してるんです」と苦笑した。

　これに黒島は「自分でもびっくりするくらい記憶が抜けていて…。それを笑い話に変えてくださってありがたいです」と恐縮しきり。「役に入ってたんだとしっくり来て…。単純な気持ちとしては、さみしかったです」と笑いながら本音をこぼしていた。

　水着の女性たちに囲まれ、野外プールで行われた同イベント。黒島は「ナイトプールが初めてでどういう雰囲気なのかわかってなかったですけど浮き輪もきらきらしていてかわいい。夏って感じがする」と満喫していた。