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『光る君へ』吉高由里子「集大成が始まる」 『源氏物語』執筆に気合十分

ORICON NEWS / 2024年8月25日 20時45分

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK

 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)で千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた主人公・紫式部/まひろを演じている吉高由里子。いよいよ物語の鍵となる『源氏物語』の執筆が始まった。このほどインタビューに応じ、書に向き合う本作の撮影について語ってくれた。

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 本作の撮影にあたり、利き手ではない右手で書道シーンに挑戦している吉高。撮影から一年が経過し「書に対するプレッシャーもありましたし、分からないものを覚えていくという楽しみもありましたし、できないことができていくという、10代の頃のような自分の成長を30代半ばでまた経験できると思ってもなかったので、すごくワクワクするような気持ちもあります」と現在の心境を明かした。



 今では右手での執筆にも慣れてきたようだが「公開テストをやっている感覚です。本当に怯えながらやっていますね(笑)」とポツリ。書き続けると字にその人の癖が出てくるようだ。書道指導の根本知氏は、そういった部分も理解した上で「こっちの字の方が相性がよかったね。ここはこういう風にあえてやってみよう」など適切なアドバイスを送っているという。

 吉高は、そんな根本氏について「ゴルフで言うと、キャディーみたいですね」と全幅の信頼を寄せ「書って孤独なんです。練習時間は膨大なのに、実際に文字を撮る時間は30秒もしないうちに終わってしまったりする。家で書いている時間の孤独さを一番わかってくれるのは、根本先生かなと思うので、すごく相棒感が強いというか。一緒に挑戦している感じがうれしいです」と話した。

 吉高が演じるまひろは、第29回「母として」で夫・宣孝(佐々木蔵之介)がこの世を去った後、物語を書き始める。まひろがつづった物語は、身近な人だけでなく、多くの人々の心を掴み、やがてその評判は道長の耳にも届くようになる…。

 作品の大きな山場を迎えて「まひろは、仮名文字を使うのが多い人でしたが、『源氏物語』は漢字も仮名も両方出てきますし、現代ではあまり使われていない変体仮名も出てきます。“集大成が始まるな”という感覚がありますね」と感慨深げに語りながら「不思議なのが変体仮名も読めるようになってきまして、身についてるのが怖い!みたいな。身についているのか、こびりついちゃっているのか、どっちか分からないんですけど(笑)」と笑顔をのぞかせた。

 まひろが紫式部として歩みを進める後半戦がいよいよ始まる。吉高は「物語が思い浮かぶ時の筆が乗る、筆が踊るように書けるスピード感がある自分と、全く進まない、書けない、思い浮かばないという作家としての苦しい悩みが今後、出てきます」と見どころを紹介していた。

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