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『推しの子』星野アイ&TWICEミナを完全再現した“ものまねメイク”の達人たち「メイクは“奇跡のような”魔法」

ORICON NEWS / 2024年8月24日 8時30分

『【推しの子】』星野アイのものまねメイクをした、YouTuberハウスダストさん

 さまざまな有名人やキャラクターに似せたものまねメイクは、SNSでも注目を集めることが多い。現在アニメの2期が放送中の『推しの子』で、星野アイのものまねメイクを披露したYouTuberハウスダストさんは、“目の輝き”まで完璧に再現。メイク動画は100万再生を超える反響を呼んだ。一方、新垣結衣や浜辺美波、TWICEなど、あらゆるタレントに似せたメイクを披露しているYouTuberのりいなさん。そのそっくり具合に「メイクもそうだけど髪型とか表情とかもめっちゃ似てるから人の特徴捉えるの上手すぎる」と反響を呼んでいる。表現のこだわりやメイクにかける想いについて、彼女たちに聞いたエピソードをあらためて振り返る。



【写真】星野アイ、目の輝きをどう作る? 完全再現された、ものまねメイクの全貌

■星野アイになるためには? 棒状のライトを組み合わせて“目のキラキラ”を表現

 アニメ『推しの子』に登場する星野アイの「ものまねメイク」をしたYouTuberハウスダストさん。写真の分析、メイクの練習、目の輝きを表現する照明の制作など、膨大な時間をかけて制作されたメイク動画は100万回を超える再生数を記録した。

 星野アイの膨大な数の写真を見ることから始め、原作とアニメの違いも細かく確認し、肝心のメイクの練習には7時間くらいかけたという。

「星野アイちゃんの目は独特で、基本的には紫色ですが下側がピンクになっている。それはなぜなのか…衣装のピンクが反射しているのか、髪の毛が反射して紫に見えているのかとか。どうしたらグラデーションがかった目になれるのか、その方法についても動画でたくさん語りました。『そういう視点があったんだ』と反応をもらえて、自分のメイクが正解か不正解かは置いといて、そうする理由がものすごく大事なので。星野アイちゃんのメイクをやりたかった気持ちが伝わるようにしたいと考えました」

 まつ毛がバサバサだったり、眉毛が吊っていたりするところが、星野アイのメイクの特徴だとハウスダストさんは考える。

「そこに“意志の強さ”とか“アイドルをやる上での決意”が表われている気がしました。ただかわいい女の子だったら“たれ眉”でいいのに、星野アイちゃんはそうじゃない。『嘘はとびきりの愛』というフレーズがありますが、絶対に嘘をつき続ける、つき通すという意思の強さを感じた顔でした」

 難しかったポイントは、特徴である“まつ毛のバサバサ感”をどう表現するかだった。

「つけまつ毛をつけるとケバく見えてしまう。それでコスプレとして成立するのかを考えました。あまりに強く見えすぎてもよくないので、最後まで自まつ毛で行くか、つけまつげで行くか、すごく悩みました」

 星野アイはキラキラの目が特徴的だが、棒状のライトを組み合わせて固定させたものを光らせて至近距離に置き、目に移り込ませて撮影をして再現した。

「普通に顔を映すだけではその光は見えなくて。目を強調させるエフェクトがあったので、動画ではさらにそれを使って、アイちゃんのあの目力を作っていった感じです」

 「愛が伝わってくれたらいいな」という思いで作ったとハウスダストさんは振り返る。

「普段のメイクの参考にはならないので、コスプレメイクが100万再生いったのは本当に奇跡なんです。みんなが楽しんでくれたらいいよねという思いと、私がすごく考察が好きなので、そういうところも話せればと今回このメイク動画に挑戦しました。本当に星野アイちゃんが好きな人たちが、星野アイを検索して見に来てくれたという感じでした」

■「メイクには無限大の可能性がある」コンプレックスを解消したくて始めたものまねメイク

 新垣結衣や浜辺美波、TWICEから山崎賢人、山田裕貴風と、数多くのタレントに似せた“ものまねメイク”で話題を呼んでいるYouTuberのりいなさん。「なんでこんなに似るの…??!!?!」「本当に毎回想像超えるほどうまい」などと、驚きと称賛の声が寄せられている。

 もともとはメイクなどはあまりしないタイプだったというりいなさん。高校生の頃に2年間ほど事務所に所属し、モデルや女優を目指して芸能活動をしていた時期もあった。

「そのときにお仕事の現場やオーディション会場で綺麗な方をたくさん見ているうちに、自分に自信がなくなってきて、自分の顔がもっとこうだったらいいのに…と考えるようになりました。ちょうどそのとき、『ざわちん』さんや『かじえり』さんのものまねメイクが流行っていて、『メイクでなりたい顔になれるんだ!』とすごく感動してメイクを始めました。だけど、メイクを全然しないタイプだったので、メイクした状態で外に出るのが恥ずかしくて(笑)。家でひっそりと色んなメイクやものまねメイクの研究をしていました」

 特に反響の大きかったメイクは、最初に投稿したTWICEのミナ風メイクだそう。

「再生回数だけでいったらモモちゃん風メイクの方が多いんですけど、最初に投稿したミナちゃん風メイクのイメージが強いみたいで。よく『ミナちゃんメイクの人』と言って頂けます」

 似せるためにとにかくたくさんの画像や動画を見漁るが、どのものまねメイクでも一番力を入れているのは“ノーズシャドウ”だという。

「鼻って顔の真ん中にあるので、ここが変わるとだいぶ印象が変わるんです。もちろんそっくりそのままの鼻の形に変えるのは難しいですが、少しでも近づくように、なりたい人の鼻の形に合わせた影の入れ方をするようにしています」

 ただ、メイクだけでは足りない部分も多いため、表情や角度まで研究して補っている。

「この人はこういう表情をする癖があるなとか、この角度からの写真が多いなとかそういうところも研究しています」

 普段のメイク(撮影なし)は1時間、撮影ありだと2時間、ものまねメイクは3時間くらいかけて撮影をしている。メイクの持つ力は「無限大の可能性がある“奇跡のような”魔法」だとりいなさんは力説する。

「私自身、顔に対してコンプレックスがかなりあって、それを少しでも良くしたくて始めたメイク研究。未だにどんどん新たな発見があるんです。その度に、本当に可能性は無限大だなと思います」

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