『仮面ライダーガッチャード』最終話で大団円 宝太郎、りんねやクロトーの思い背負いグリオン撃破 新たな地球を錬成

本島純政 （C）ORICON NewS inc.

　令和仮面ライダー第5作『仮面ライダーガッチャード』（毎週日曜 前9：00、テレビ朝日系）の最終話「キミと僕のCHEMY×STORY」が25日に放送された。

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　すべての賢者の石を手に入れたグリオン（鎌苅健太）はドレットルーパー軍団を召喚。ミナト（熊木陸斗）に続き、鏡花（福田沙紀）をも黄金化すると、黄金郷（エルドラド）の練成を開始する。

　宝太郎（本島純政）は、息子を心配する母・珠美（南野陽子）に人とケミーがともに暮らせる未来を作るために戦わなければならない、と揺るぎない決意を表明。宝太郎の思いを察した珠美は、最後まで走り抜いてと力強い言葉で背中を押す。

　宝太郎はりんね（松本麗世）、スパナ（藤林泰也）、そして蓮華（安倍乙）、錆丸（富園力也）と決戦の場へ。宝太郎らはライダーに変身すると、大量のドレットルーパーに立ち向かっていく。

　ガッチャードはドレットルーパーとの戦いをマジェードらに託すとグリオンがいる黄金のキューブへ向かう。3人の冥黒王も加わり、厳しい戦いを続けるマジェードらだったがウインドも加勢し勢いを取り戻す。

　キューブに突入した宝太郎の前に、グリオンに戦いを挑み、返り討ちにあったクロトー（宮原華音）が現れた。消滅していくクロトーからあとを託された宝太郎はレインボーガッチャードに変身。グリオンもエルドに変身し迎え撃つ！

　ガッチャーブラザーズとともに戦うガッチャードだったが、ニジゴンを黄金に変えられるとガッチャーブラザーズがカードへ。さらにクロスホッパー、テンライナーが黄金に染められ変身を解除してしまう。

　エルドは黄金のニジゴンで大量のドレットルーパーを巨大化。ついに宝太郎、そしてりんねらすべての人々も黄金と化し、黄金郷が完成させたエルドは勝利に酔いしれる。

　しかし、りんねやスパナらみんなの思いを背負った宝太郎は黄金となりながらもゆっくりとエルドの前へ。そして黄金の殻を打ち破り、強烈な一撃を放つと「俺は絶対に諦めない！仮面ライダーガッチャードだから！」と破壊されたガッチャードライバーを新たに練成。新ガッチャードアルティマスチームホッパーに変身する。

　アルティマガッチャードのパワーに驚愕するエルドも反撃を試みるが、強烈なライダーキックの相打ちもケミーの力に後押しされたガッチャードに乾杯。変身を解除しグリオンは消滅する。

　平和を取り戻すと、宝太郎がグリオンとの戦いで錬成した新たな地球はケミーたちの生息地。その新たな地球で人間も暮らせるのか。宝太郎らは笑顔で調査を開始。人間とケミーが共生する世界へ、宝太郎たちは大きな一歩を踏み出した。

　ついに『仮面ライダーガッチャード』も最終話で大団円に。ファンはSNSで「まさか地球を錬成するとは」「最高にガッチャな1年をありがとう」とコメントしていた。