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ティム・バートン監督が66歳に 5年ぶりの新作で「自分がどれだけ映画作りが好きかを再確認できた」

ORICON NEWS / 2024年8月25日 12時0分

マイケル・キートン、ティム・バートン監督『ビートルジュース ビートルジュース』9月27日公開 (C)2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 本日(8月25日)が誕生日のティム・バートン監督。今年で66歳になる。彼の誕生日を記念して、新作『ビートルジュース ビートルジュース』(9月27日公開)のメイキング写真とバートン監督のコメントを紹介する。

【画像】新作『ビートルジュース ビートルジュース』場面写真

 メイキング写真は、“人間怖がらせ屋”ビートルジュースにふんするマイケル・キートンにティム・バートン監督が演技指導する姿が捉えたもの。映画作りに真摯(しんし)に向き合う2人の強い眼差しが印象的だ。

 ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳で『ビートルジュース』(1988年)を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。4週連続No.1、11週連続TOP10入りの大ヒットを記録し、「第61回アカデミー賞メイクアップ賞」を受賞した。ティム・バートン監督作として初めて日本で公開された作品でもある。



 名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たしたティム・バートン監督は、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ『バットマン』(89年)で一気にその名を世界に轟かせた。

 ティム・バートン監督にとって『ダンボ』(2019年)以来、5年ぶりの劇場公開映画となる本作は、『ビートルジュース』の35年後を描くホラーコメディ。キャストは、前作から引き続き主人公ビートルジュース役をマイケル・キートンが演じ、キャサリン・オハラがリディアの母親デリア役、当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じる。

 ハロウィンの夜に死後の世界に囚われてしまうリディアの1人娘・アストリッド役でジェナ・オルテガが出演。ビートルジュースの元妻・ドロレス役をバートン作品初出演のモニカ・ベルッチ。リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。

 スタッフ・キャストが「最高に楽しい映画制作だった」と口をそろえて語っている本作。ティム・バートン監督も「楽しみに対する考え方は、人によって大きく違うかもしれません。私の考える楽しさも、おそらく誰とも違うでしょう。でも、『楽しかった』と言えると思います。長いキャリアの中で、最も満足のいく経験でした。何年もこの業界にいると、少し脱線してしまったり、仕事にあまり興味を持てなくなったりすることもあります。でも、本作を通じて、自分がどれだけ映画作りが好きかを再確認できました。ビジネス的なことは横に置いて、映画作りに没頭する。芸術性を追求できて、心がときめく感動的な時間でした。それを楽しいと呼ぶなら、その通りですね」と充実した時間を振り返り、作品への期待を高めるコメントを残している。

 本作は、「第81回ベネチア国際映画祭」(8月28日~9月7日)のオープニング作品に選出されており、ティム・バートン監督の原点にして集大成のお披露目に注目が集まっている。

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