「能狂言『鬼滅の刃』 -継-」12月上演決定 煉獄役の野村萬斎「今回は鬼と立ち向かう柱の生き様にもスポット」

「能狂言『鬼滅の刃』 -継-」12月上演決定

　「能狂言『鬼滅の刃』 -継- 」が2024年12月25日から29日まで東京・観世能楽堂GINZASIXで上演されることが決定した。2025年には福岡、大阪、愛知でも上演され、前作に引き続き、メインビジュアルは本公演のために『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴氏が特別に描き下ろしている。

【写真】ひえっ！鬼がリアルすぎる…能狂言『鬼滅の刃』の様子

　能狂言の演出・謡本補綴・出演には野村萬斎が務め、監修は人間国宝の大槻文藏が担当。

　演出、煉獄杏寿郎役（他）の野村萬斎は「大好評を経ていよいよ待望の続編「能狂言『鬼滅の刃』-継-」を上演させて頂きます。煉獄杏寿郎、魘夢、猗窩座、宇髄天元、堕姫、妓夫太郎の物語を中心に能・狂言の世界でお送りします」と説明。

　「前回は鬼殺隊・竈門炭治郎の誕生と鬼の哀しみを中心に描きましたが今回は鬼と立ち向かう柱の生き様にもスポットを当てます。現在、新作に向けて台本と演出プランを練り、能 狂言のバリエーションの広さを皆様にお目にかけるために心を燃やしております。お楽しみに！」と呼びかけた。

■出演者
＜シテ方＞大槻文藏：妓夫太郎
大槻裕一：竈門炭治郎　竈門禰豆子
＜狂言方＞野村萬斎：煉獄杏寿郎　堕姫　鬼舞辻無惨
野村裕基：我妻善逸　魘夢
野村太一郎：嘴平伊之助　猗窩座
＜ワキ方＞福王和幸
福王知登：宇髄天元