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吉野家、ダチョウ肉を使った“オーストリッチ丼”を販売へ スキンケア部門にも事業を展開

ORICON NEWS / 2024年8月28日 10時12分

オーストリッチ丼

 吉野家ホールディングスは28日、都内で新規事業発表会を開催し、オーストリッチ(ダチョウ)に関する事業を展開すると発表した。吉野家の店舗ではオーストリッチミート(ダチョウ肉)を用いた“第4の肉”となる商品を販売し、ネットではオーストリッチの機能に即したスキンケア商品も展開する。

 同社は、オーストリッチに関して2000年代から着目し、2017年からはオーストリッチがもたらす多様な可能性について研究を続けてきた。オーストリッチの新機能を研究し、オーストリッチに関する事業を展開するのは、同社の100%子会社であり、ダチョウの飼育、研究、商品開発・販売を行う株式会社SPEEDIA(スピーディア)。

 SPEEDIAのオーストリッチ研究により、オーストリッチオイルは肌へ美容成分が浸透する効果を促進し、オーストリッチミートには健康に役立つ様々な栄養機能成分が含まれていること、さらには疲労改善や血管老化防止の効果があることも発見した。なお、研究はオイルやミートに留まらず、羽根や骨などオーストリッチのすべての資源を有効に活用するという観点で進めており、さまざまな研究者にも協力しているとしている。



 同社はきょう28日から、これらの研究結果を活かした商品の販売を開始。SPEEDIAは美容効果が期待できるオーストリッチオイルを配合したスキンケア商品「グラマラスブースターオイル」などの本格販売を、ヘルシーなオーストリッチミートを使った商品「オーストリッチ丼~スープ添え」は吉野家の一部店舗で約6万食の数量限定で販売する。

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