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岐阜県の大自然を舞台に“釣り界のスター”が出演、映画『重ねる』公開決定

ORICON NEWS / 2024年8月28日 9時40分

映画『重ねる』11月23日より全国順次公開 (C)記録活映社

 岐阜県郡上市和良町と下呂市金山町をメインのロケ地に、釣りを題材にした映画『重ねる』が、11月23日より東京・渋谷のユーロスペースや岐阜・大垣のコロナワールドなど、全国で順次公開される。

【画像】映画『重ねる』場面写真

 釣りを通して出会い、ひと夏を山間の村で過ごす男女のラブストーリーの中で、その土地で生活する人々の日常と、たまたま訳あってやってきた都会人の生活が、自然を前にして徐々にむき出しになっていく様を描く。

 訳あって旅に出た女、加藤あゆみ。追われるように都会を去る男、平野一徹。季節は6月のはじめ、2人はそれぞれの目的のため里から離れた渓流にいた。川にかかる赤い橋、上にはあゆみ、下には位置徹。そこで偶然滴る一滴の水が、2人の運命を結びつける。その夜、女の宿泊先で再会を果たす一徹とあゆみ。一徹の両親の前で、昼に起きたことの秘密を共有してしまう。鮎の友釣りと村人の時間と感情が交差するとき、静かな恋が芽生えていく。



 本作は、脚本・監督を務めた配島徹也が自身の経験に着想した完全オリジナル作品。撮影では「まだ見たことがない物語を!」を合言葉に、郡上市和良町と下呂市金山町の観光協会の全面協力のもと、昨年夏に1ヶ月に及ぶロケを実施した。

 加藤あゆみ役で主演を務めるのは、今作が長編映画初ヒロインとなる須田晶紀子。2021年に放送されたドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』第5話に出演した須田を見て、監督自ら事務所に連絡をとった。

 須田は「準備から参加した45日間の岐阜県和良町での撮影。1番に浮かぶのは地元の人々の顔で。お世話になったなぁ、温かったなぁ…と。乗り越えなければいけない時も皆さんの顔が浮かび、おかげで食いしばれました。素晴らしいロケーションの中で今までに経験したことのない事を経験させていただきました。魚釣りと男女の不思議な恋愛模様、観ていただけたらうれしいです」とコメントしている。

 もう一人の主人公・平野一徹を演じるのは、100人を超えるオーディションの中から選ばれたタモト清嵐。「求めるほど遠のいていく。そんなジレンマが小気味好くストーリーを突き動かします。岐阜県和良町の青々とした大自然が、いかに自分が些細でちっぽけかを教えてくれる。どうしようか、なんて考えてるうちに全部通り過ぎてしまって、ぽっかり空いてしまった穴に呆然としながらまたどうしようか、なんて。自分がそうであったからなのか、映画を観て劇場を出ると空を見上げてしまう、そんな作品です」と話している。

 一徹は、魚釣りが上手な設定のため、タモトはクランクイン半月前から鮎の友釣りと渓流のエサ釣りの所作指導を受けて撮影に臨んだ。渓流のエサ釣り指導は配島監督が行い、鮎の友釣りの指導は一徹の父役を演じた小寺太が務めた。小寺は現役の鮎釣りトーナメンターで、数々の後人の育成に携わった釣り界の重鎮。

 さらに、クライマックスのペア釣り大会のシーンに、現役で活躍する鮎の友釣りのトップトーナメンターが参加している。映画界と釣り業界が手を組み、プロの俳優と釣り界のスターの共演も見どころとなっている。

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