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阪神・淡路大震災から30年の節目に、映画『港に灯(ひ)がともる』2025年1月17日公開

ORICON NEWS / 2024年8月29日 7時24分

映画『港に灯(ひ)がともる』2025年1月17日公開

 阪神・淡路大震災を題材にした映画『港に灯(ひ)がともる』の公開日が、地震発生から30年の節目となる来年(2025年)1月17日に決定した。

【画像】主人公・灯(富田望生)の写真を使用したティザーチラシ(裏面)

 本作は、阪神・淡路大震災(1995年1月17日発生)の翌月に兵庫県神戸市長田で生まれた一人の在日コリアンの女性・灯(あかり)が、自身の出自と親から聞かされる震災の記憶の板挟みになり、双極性障害を発症、コロナ禍を経て回復を目指す中で希望を見い出していく物語。主人公・灯を富田望生が演じる。

 劇場などに設置されるチラシも完成。表面は、映画の中でも重要な役割を担うブルーアワー(日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のこと)が神戸の街を青く色づけた印象的なティザービジュアル。裏面には、主人公・灯(富田)の物腰やわらかくも真剣な眼差しと神戸の昼間の姿が広がり、表面とはまた違った色調で光と影が繊細に表現されている。



■ストーリー

 1995年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた灯(富田)。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐未)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独といら立ちを募らせている。

 一方、父は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れていた。ある日、親戚の集まりで起きた口論によって、気持ちがたかぶり「全部しんどい」と吐き出す灯。そして、姉・美悠(伊藤万理華)が持ち出した日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いていく――。なぜこの家族のもとに生まれてきたのか。家族とわたし、国籍とわたし。わたしはいったいどうしたいのだろう――。

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