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【パリ五輪】「印象に残ったキャスター」1位は石川佳純、元オリンピアンの内村航平と1、2位独占

ORICON NEWS / 2024年8月31日 12時10分

パリ五輪で「印象に残ったキャスター」1位は石川佳純 (C)ORICON NewS inc.

 先日、無事に閉幕した2024パリ五輪。今回もアナウンサーやタレント、元五輪メダリストなど、バラエティ豊かなキャスター、レポーターたちが17日間にわたった熱戦を伝え、大会を盛り上げた。ORICON NEWSでは、パリ五輪で印象に残ったキャスター、レポーターについて、10代から60代のユーザー男女1000人に調査を実施。引退間もない元オリンピアンの【石川佳純】と【内村航平】が1、2位を独占した。

【ランキング表】石川佳純、内山航平のほかにも元アスリートが多数ランクイン

■元アスリートが1、2位独占、出場選手に寄り添った“やる側”のコメントに賞賛

 1位に輝いたのは、昨年引退したばかりの元卓球日本代表選手【石川佳純】。フジテレビ系『パリ2024オリンピック』スペシャルキャスターに就任時、「初めての挑戦になるので不安もありますが、現役を引退してもこうしてオリンピックに関われる機会をいただけたことを大変うれしく光栄に思います。選手の魅力、そして競技の魅力を全力でお伝えできればと思っています」とコメントしていた。



 開幕後は、その言葉通りに選手や競技の魅力を分かりやすくレポート。中国女子卓球選手に流暢な中国語でインタビューを行ったことも話題となり、SNSで「今大会No.1レポーター」「金メダルあげたい」など反響を呼んだ。

 「アスリート目線での質問や分析、他の競技のことも良く勉強していると思った。また中国語が出来るのがすごいと思った」(大分県/40代/女性)、「選手の時も勝気すぎて相手と握手を拒否するところが好きだったが、選手の気持ちも理解できるところが強みだと感じる」(埼玉県/40代/女性)、「選手目線でのインタビューがよかった。選手の言葉を引出してくれました」(東京都/50代/男性)など、アナウンサーやタレントとは異なる、元オリンピアンだからこそできるコメント力が評価された。

2位には、過去五輪4大会で7つのメダルを獲得した元体操界の“キング”こと【内村航平】がランクイン。彼も2022年に引退したばかりで、石川と同様、より現役アスリートに近い立場から選手の気持ちを代弁。さらに卓球・張本智和選手の掛け声「チョレイ」を真面目に分析するなど、独自の視点や個性あふれるワードセンスでも話題をさらった。

 「内村さんはコメントを求められても自分でちゃんと考えてコメントを出しているし、わからないところは『そこはわからないです』と言えたり、そうかと思えば体操で団体金を獲ったときは、ゲストで呼ばれていた谷川弟さんと一緒に興奮しつつ、自分の経験や気持ちをとても表現豊かに話されていて良かったなと思いました」(熊本県/30代/女性)、「どの競技に対しても明るく前向きなコメントが多かった印象です」(神奈川県/30代/女性)など、称賛の声が寄せられていた。

■ベテラン局アナが経験を活かし、大舞台でも安定したキャスターぶりで評価

 元五輪選手が1、2フィニッシュを決める中、TBSの【安住紳一郎】アナが3位に食い込んだ。経験豊富で、現在51歳となった安住アナだが、ベテラン局アナとしての“安定感”を見せてユーザーからの高い評価を得た。

 安住アナは、過去に2021年の夏季東京五輪、2022年の冬季北京五輪で総合司会を務め、今回で3大会連続での起用。「安定した知的な技量と熱量、選手へのリスペクトが群を抜いている」(神奈川県/60代/女性)、「他の局、アナウンサーが伝えていないオリンピック裏話を伝えており、別の角度から興味を持つことができたから」(神奈川県/10代/男性) など、絶大な信頼からなる評価の声が多数寄せられた。

 4位は、夏・冬合わせて9大会連続で日本テレビ系の中継メインキャスターを務めた【櫻井翔】。「これまでのオリンピックキャスターの経験を活かして、とても安定していた」(兵庫県/30代/女性)、「櫻井さんに声をかけられた選手が途端に一般人になってしまう瞬間がとても人間味があってよかったです」(東京都/50代/女性)など、その豊富な経験に裏付けされた安定感で票を獲得。

 さらに、今回は新競技ブレイキンでのヒップホップ解説も好評で、「ブレイキンの中継での櫻井くんのヒップホップの解説が本当によかった! 櫻井くんの熱を帯びたヒップホップの解説で『そんなにすごい人が来てたんだ!』と気づくことができました。本当に16年積み重ねてきた櫻井くんだからこそ、引き出せたインタビューが沢山あってよかったです」(岡山県/20代/女性)との声もあった。

 5位以下は、元陸上選手で、2000年シドニー大会の金メダリスト【高橋尚子】(TBS)や、元サッカー選手の【内田篤人】(テレビ朝日)、元テニス選手の【松岡修造】(テレビ朝日)、元卓球選手の【水谷隼】(テレビ東京)と、上位10人中6人が元アスリートがランクイン。やはりアスリート目線からの知見や、選手に寄り添う言葉が好感を得たようだ。また、メダル獲得への期待感やお祭り感を出してしまいがちなところ、昨今は「必要以上に出しゃばらず、より落ち着いた安定感」が、視聴者に強く求められていると言えるだろう。

【調査概要】
調査時期:2024年8月15日(木)~22日(木)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代、60代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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