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カンヌで上映された奥山大史監督『ぼくのお日さま』北米公開決定

ORICON NEWS / 2024年8月30日 14時34分

映画『ぼくのお日さま』高妍によるイラストポスター(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINEMAS

 奥山大史監督の長編2作目『ぼくのお日さま』(9月13日公開)の北米(米国・カナダ)公開が決定した。現時点で、台湾、フランス、スペインなど世界15の国・地域での公開が決まっている。

【動画】「映画 ぼくのお日さま マナー講座」映像

 雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤ(越山敬達)と、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら(中西希亜良)、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ・荒川(池松壮亮)の3人の視点で紡がれる物語。

 5月に開催された「第77回カンヌ国際映画祭」オフィシャルセレクション「ある視点」部門で上映されたのを皮切り、すでに5つの国際映画祭で上映され、「第49回トロント国際映画祭」(9月5日~15日)からも招待されている。「第29回釜山国際映画祭」(10月2日~11日)、「第72回サンセバスチャン国際映画祭」(9月20日~28日)への出品も決まっている。



 台湾では9月20日より公開予定となっており、イラストレーター、漫画家として台湾と日本を拠点に活動し、村上春樹の小説の装・挿画なども手がける高妍(ガオ イェン/Gao Yan)氏から本作をイメージしたポスターとコメントが到着。

 とても楽しく描き上げたというイラストは、優しい光に包まれた、雪が舞う氷上をタクヤとさくらの2人が手を取りながら、アイスダンスを練習する姿をメインに、下部に2人のコーチである荒川の足元も加えて、3人がともに過ごした雪の降る季節をノスタルジックなタッチで描いている。

 映画本編については、「雪と光の反射、柔らかな粒子と童話のような色合いで構成された『ぼくのお日さま』は子どもたちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品」と称賛している。

■海外での公開予定
フランス: 12月に公開 
台湾:9月20日公開(配給:Light Year Images)
北米(アメリカ、カナダ):(配給:Film Movement)
韓国:(配給:Green Narae Media)
タイ:(配給:Shamongkol Film)
スペイン:(配給:Filmin)
ベネリュックス3ヶ国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク):(配給:September Film Distribution)
ギリシャ
ブルガリア
トルコ
ブラジル
スイス
香港:(配給:Edko Films)

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