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ミキ&EXIT“劇場愛”を語る「勉強不足だと日々、痛感」「苦と思ったことがない」 『東京グランド花月』へ

ORICON NEWS / 2024年8月31日 19時20分

『東京グランド花月』取材会に出席したEXIT、ミキ (C)ORICON NewS inc.

 大御所から若手までよしもと人気芸人が集合する“看板寄せ”『東京グランド花月』が、9月17日~20日に東京・IMM THEATERで開催される。漫才、落語、コント、そして新喜劇とよしもと112年の歴史が詰まった寄席となっており、8月31日にミキ(亜生・昴生)とEXIT(兼近大樹、りんたろー。)が意気込みを語った。

【写真】EXIT&ミキの決めポーズ(亜生に注目)

 2組ともに東京グランド花月出演の経験を持つが、昴生が「楽屋もピリッとなるのであまり騒げない。兼近とか髪染めていかないと…」と振ると、兼近は「逆に失礼になる。中途半端な芸になるので逆にこれでいきます」と堂々と宣言。亜生は「純粋にスーツを着ている社員さんが多すぎて、見もの。芸人にもピリつきが伝わっていつもより神聖。お弁当は豪華だけど、騒げない」といつもとは違う緊張感があるという。



 「電車で行こうとしたら、タクシーでしか楽屋にいけないって言われた。すごい人が出すぎて…格式が高い」と圧倒された様子で語る兼近だが、りんたろー。は他の劇場との違いについて聞かれると「(これまでに)僕らも出てるんですよね…?」とまさかの確認で、3人はあ然。すぐさま「あるよ!」とツッコんだ兼近だったが「かねちー。は自信満々に『でてるよ!』ってツッコんでましたけどさっきのタクシーのエピソードは『DAIENKAI』のエピソードだからね」と暴露して笑いを誘った。

 ミキは19日に博多華丸・大吉、ザ・パンチ、ジャルジャル、マヂカルラブリー、すゑひろがりず、マユリカ、EXITは20日にオール阪神・巨人、2丁拳銃、NON STYLE、兼光タカシ、アキナ、紅しょうがらと出演予定。

 当日のネタは「出番順によりますね。ネタ被りのないように先輩のことを伺いながらやれたら。『東京グランド花月のネタするぞ』という気持ちも今のところもない」という昴生に、兼近は「令和のチャラ男として最新の芸、新ネタをつくっていきます。古き良きネタもいいので、すゑひろがりずさんと入れ替かわるのもアリかな」と構想。昴生から「無限大(ホール)でやってください!」と切り捨てられた。

 テレビ出演もしながら劇場にも立ち、ネタを作り続けた2組だが昴生は「苦と思ったことがない。これをやるためによしもと入ったしこれが苦ならやめたらいい。これがなくなったら全部がなくなる。基本、これが中心です」ときっぱり。続けて「1番嫌なのが、謹慎した人が『劇場から復帰します』って言って、俺らずっと劇場でやってた。なめるな!」と吠え、亜生も「アルバイトから始めろ!もぎり、ビラ配りから!」と同調。りんたろー。も「俺も老人ホームで働いてたからなんで反省するために老人ホームに来るんだろうと思ってた」と深く共感した。

 兼近は「本業がなんだったか、元々ネタしかやってなかった。ネタだけやってて急にテレビに呼ばれるようになって知ってもらったんで。歴でいったら劇場に立ってた時間のが長い。今も当たり前にやってるだけ」。りんたろー。も「なにも成し遂げてないのに『えらいね!ちゃんとネタやってて』って言われてるのが意味わからないよね」とうなずいた。

 また、りんたろー。は「でも(ミキは)『劇場のスケジュールをとってテレビを入れない』とかやってましたよね?兼近も急にそれやり始めたんで最初は抵抗ありました」といい、兼近は「テレビに疲れすぎて…なんで同じことをしてるんだろう、って。でも劇場はリアクションは違う。滑ったら、全然勉強不足だと日々、痛感するように。テレビだと受けない話もうけてるようになる。それで僕らは劇場に力を入れています」と劇場への想いを強調。昴生から「ウケない話すんな!」と呆れられた。

 最後に、来る『東京グランド花月』に向け昴生は「どこの公演にきても安心安全。よしもと社内はネタを見る目がきびしくなってきてる。それで決めているから安心安全。会社が薦めるメンバーがそろっています!」とアピールした。

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