OKAMOTO’Sのハマ・オカモト活動再開 5ヶ月休養も「僕の一生の宝物になるような時間でした」

OKAMOTO'S・ハマ・オカモト （C）ORICON NewS inc.

　デビュー15周年イヤーに突入した4人組バンド・OKAMOTO’Sが、8年ぶり2度目の全国47都道府県ツアー『OKAMOTO’S 15th Anniversary FORTY SEVEN LIVE TOUR -RETURNS-』を9月1日よりスタートさせた。4月から体調不良で活動を休止しているハマ・オカモト（Ba）が同ツアーから活動再開し、自身のインスタグラムを更新して、今の心境を語った。

【写真】よかった…元気な姿！活動再開したOKAMOTO’Sのハマ・オカモト

　OKAMOTO’Sは4月2日に公式サイトで、ハマ・オカモトがしばらくの間、活動休止することを報告していた。本日より活動再開し、インスタにて「OKAMOTO'Sは10周年を経てからありがたい事に止まらずにここまでやってくることができ、今年は15周年の年です。感謝の気持ちを持つと同時に、続けていく事の難しさや、常にあった責任感はここ数年で気がつけば焦燥感に変わっていきました。そしてバンド活動以外の場所で沢山の人たちと仕事をする生活も、振り返ると長い月日になっていました」と心境。

　「それはどれも華やかで大きく、本当はひとつずつもっと喜んだり、時間をかけて反芻したり愛でるべきはずが、毎日が流れるように過ぎていってしまい自分の気持ちの機微が掴めなくなり、「自分はいったい何のためにここにいて、どんなことで喜んだり、悲しんだりする人間なんだっけ」そんな風に考える時間が増えていきました。そしてそれをどんな言葉で伝えたらいいかわからなくなり、気がついた時にはバランスを崩していました」と休養理由を説明した。

　「結果的に約5ヶ月の休養になってしまいましたが、その間は沢山考えたり考えなかったり、猛烈になにかしたりなんにもしなかったり、振り返って思い出せないくらい久しぶりに自分の時間を過ごし、暮らしていました」。

　「そんな時間を経て、自分の判断で9/1から始まる47都道府県ツアーから復帰という形を取らせてもらいました。ハマ・オカモトに戻るには全国を回るこのタイミングしかないと思ったからです。自分ではベストタイミングだと信じています」と休養経緯を伝えた。

　メンバーへ復帰の相談をした際についても触れ「“まあ、しんどくなったらまた休めばいいんじゃない？”と言ってくれたので、その時はまた3ピースか身内参加の形でお願いしようと思います。どうやら評判がよかったようです。僕も弟に頼んでみようかな。突然お休みをもらうという事はとんでもなく大きなことで、簡単に許されることではないのでもう戻ってくる場所がなくなるなと心に決めていました。ですが、僕が仕事で携わっている全てのチームはとても寛大に待っていてくれました。これは本当に信じられないことで、決して当たり前の事ではないと改めて自分に言い聞かせています」とメンバーに支えられたことを伝えた。

　「関わる全てのスタッフのみなさま、休みの間に代わりを引き受けてくれた大好きな皆さん、本当にありがとうございました」と関係者にも感謝し、「各現場でのコンビである、中川さん、飛鳥さん、サーヤさんもこの間本当にありがとうございました。会えるの、とても楽しみにしています。そしてなにより、モノ言わず突然姿を現さなくなったハマ・オカモトを待っていてくれたみなさん、本当にどうもありがとうございました。みんなのおかげで戻ってくることができました」。

　最後に「15年間愛してくれたOKAMOTO'Sを、また次のステップに連れて行ってくれるのは他でもない皆さんですから、ツアーでお会いできるのを楽しみにしています。万全まではまだ時間がかかるかもしれませんが、また音楽とおしゃべりでお目にかかれればと思います。休んだ5ヶ月間は、僕の一生の宝物になるような時間でした。ここからは、悠々として急ぎます」とつづった。